地獄の中で…
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それは、失踪事件が起きる前日の事だった…。
世界政府が所有する、世界一の大監獄インペルダウン。
「嫌だっ…!助けてくれ!!」
「あああーっ!!!」
その厳しい拷問の悲惨さは、正に「この世の地獄」と呼ばれるに相応しいものだった。
『迎えに来たよ。…エース』
LEVEL6のフロアで、聞き覚えの無い声が聞こえた。
エース「……誰だ?」
『救世主だよ』
すると、一人の少女は不敵な笑みを浮かべて、現れた。
「侵入者を捕まえろ!!」
そこへ、フロアを警備している監視官に気付かれる。
―パチンッ―
指を鳴らすと、天井から一面を覆う様に白い羽が降り積もる。
そして、その場に居た者達は快楽に陥り、深い眠りに落ちる。
『…この地獄から、出してやろうか?』
エース「…!?」
そんな希望満ちた言葉を聞いた彼は、耳を疑った。
『エースの辛い記憶、全部消してあげる』
エース「俺の…記憶……」
少女は海楼石の檻を擦り抜け、彼との距離を縮める。
―カラン、カラン―
頑丈な錠を外して、エースの頬に優しく触れる。
エース「(俺の…辛い記憶…)」
すると、安心するかの様にゆっくり瞼を閉じると、とある不思議な映像が流れた…。
to be continued
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