暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/staynight/the/crossovermoment
求めていた現実
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
見極める。
そうニャ。私は見極める。聖杯戦争を見極めるニャ〜〜〜〜〜〜」

我に戻ったモオズ・アカラトは放出していた魔力を抑え魔力の放出を止める。

「冷静になるニャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

深く深呼吸、身体全体をリラックスさせ、頭を回転させる。

「不自然な点は奴は二つの器を持っている。
なら、何故、二つの器を持っているのか考えるんだ」

本来のサーヴァントなら与えられる器「クラス」は一つだが奴は二つの器を持っている。
理由は?原因は?考えろ答えは真実は、、、、、、

「他のサーヴァントを吸収して器を喰らった。
とか有り得るか?」

「残念ながら有り得ないニャ。
現在、私が感知しているサーヴァントの数は7人。
数は全員、揃ってるニャ」

まだ、聖杯戦争に参加している魔術師とサーヴァントは生きている。
なら、器を吸収した説はボツだ。
他に原因、要因を考えるんだ。

「互いの器を融合させたとか?」

「無理だニャ!!
器を融合する発想なんて、、、、、、普通、浮かばないニャ!」

「ライダーの器「クラス」とアサシンの器「クラス」を融合出来れば有り得るんだな?」

「た、確かに可能なら、、、有り得るかもニャ・・・・・」

融合の可能性は否定出来ないのか?
英霊の器「クラス」と新たな器「クラス」を融合させ違う器「クラス」を出現させる。
俺の仮説が正しければ老けたオッサンは投影魔法の使い手か投影魔法に近い魔術師だ。
投影魔法なら可能かも知れない。自分の想像をイメージを具現化する投影魔法の一種なら。

「モオズ・アカラト、アイツを抑えるぞ」

「お、抑える!?」

俺の言った言葉に驚いたのかモオズ・アカラトは怯んだ。
ま、普段の俺なら絶対に言わないな。

「奴がサーヴァントに無理矢理、器を押し付けたなら多分、拒絶反応が起こる」

俺の予想は的中した。
300m以上離れていた対象の魔力は何倍にも増幅、拒絶反応の第一段階と見える。

「魔力の質が変わったニャ!
黒く深い魔力、闇に落ちたかニャ?」

「まだ、間に合う。
モオズ・アカラト、暴走する前に止めるぞ!」

器と器が融合、それが原因の拒絶反応が今の老けたオッサンのサーヴァントの現状だ。
無理矢理に器を融合させた理由は不明だが、このままだと暴走する。

「止めるぞと言われてもニャ。
今の私は英霊じゃないから宝具がないニャ!」

「なら、、、創ればいい!!」

鉛筆とスケッチブックを取り出し魔力を込める。

「カオス・モーメント!!」

鉛筆の形状は変化、万年筆に近い形状。
それに更に魔力と自身の血を注入、スケッチブックに己の想像を書き込む。

(モオズ・アカラトの
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ