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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第451話】
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らいの豊満な乳房を胸板に押し付けてきた。
「んと……」
「キスだけだから……ね? こ、これ以上の事は美冬も我慢するから……ん……」
言ってから先程の未来同様に口付けを受け入れる体勢になる、俺は足を一旦崩すと腰を抱いて更に抱き寄せ、そのまま美冬の唇に口付けを落とす。
小さく満足そうな声を洩らした美冬、数秒程の短い口付けだったが美冬は満足したらしく――。
「ん……へへっ。 やっぱりお兄ちゃんとするの、好きぃ……」
甘ったるい猫なで声を上げながら、嬉しそうに胸板に顔を埋めた美冬、部屋の外から階段を上がる足音が聞こえてきて、慌てて美冬は離れると共に俺の右手の甲をつねった。
つねった箇所から全身に痛みが走ると同時に部屋のドアが開くと美冬は――。
「お兄ちゃん! もう変な事しちゃダメだからね!? みぃちゃんのお父さんやお母さん、怒っちゃうんだから!」
「わ、わかったからつねるなって! 痛いから!」
「み、美冬ちゃん! ひ、ヒルトも悪気があったわけじゃないんだから、そ、そこまでで――ね?」
つねられてる現状を見た未来が慌てて合間に入る、美冬は小さく息を吐くとつねるのを止めて――。
「……じゃあ今日はこれで許してあげる」
「ぉ、ぉぅ……」
手の甲を見ると赤くなっていた――今もジンジンとしていて、少しは加減しろよと思ってしまう。
――と、ここで美冬からプライベート・チャネル通信が一方的に入ってきた。
『お、お兄ちゃんごめんね? ……痛いよね? 美冬の事、嫌いにならないで、ね……?』
そこで通信が切れ、美冬を見ると不安そうな表情を浮かべていた。
そんな美冬を見て、安心させるために僅かに微笑むと安堵の溜め息を吐くのだが――。
「お兄ちゃん! 何で顔がにやついてるの!? ちゃんと反省しなきゃダメだからね!?」
「わ、わかったから怒るなよ、美冬」
「あははっ、やっぱり二人って仲良いよね? 改めて再確認しちゃった♪」
俺と美冬のやり取りを見て笑顔になる未来、昔から続くこのやり取りは親父が来るまで続いた。
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