使い魔の森ってかなり広いんだな
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吸収して、強度や切れ味が向上し、イメージに合わせて形状が変化する。そして何より厄介なのが、オレの魔力を全て叩き込んでも壊れない所か余裕を見せやがったその許容量。腹が立ち病み上がりのローウェルの協力の元、フェニックスの涙を5個使用して魔力を叩き込んだ結果、ようやく限界量まで達したのだが、ちょっと振っただけで次元の狭間への道が作れそうで恐怖した。
あまりにも危険な為、桃地美雪と同様に眷属にして保護する事にした。本人も人間でいるよりも、悪魔として見られる方がマシだと思っていたのか素直に転生してくれた。まあ、まだまだ子供なのでそのままの生活を送らせているが、たまに訓練目的で使い魔の森やレーティングゲームの観戦に連れて行っている。
次は、シュナイダーの事で良いか。シュナイダーはここ1年の間、オレの使い魔としてレーティングゲームに参加している。だが、すぐに力量不足が見られリタイア率が7割を超えてしまった。
シュナイダーが使える呪文は原作と同じ4つ。シュドルク、ゴウ・シュドルク、ディオ・エムル・シュドルク、そしてシン・シュドルク。シン・シュドルクは強大な力を得られるが身体への負担も多い為に、未だに使用許可は出していない。だが、それでは色々と足りないのだ。その為に上級の肉体変化・肉体強化・属性付与魔法の開発に着手することにした。
まずは炎だけでは簡単に対処されてしまうので氷のディオ・ギコル・シュドルクと雷のディオ・ザケル・シュドルクと風のディオ・ジキル・シュドルクを開発する。扱う属性を変化させる為にその属性で身体を虐める羽目になったが、何とか開発に成功する。無論、オレ自身もシュナイダーと同じく身体を虐めて同じ様に中級上位の肉体変化・肉体強化・属性付与魔法を身に付けた。
次は単純に上級下位級の肉体変化・肉体強化魔法の開発だ。これには自らの肉体を鍛える必要がある為にシュナイダーと共にアイアン・グラビレイの効力圏内での筋トレに励む事で肉体強化を図る。前世の漫画で読んだ様に筋肉は付けすぎず、持久力と瞬発力に優れた筋肉になるように細心の注意は払う。そうしてエクセリオ・シュドルクを完成させる。
ここからエクセリオ・シュドルクに属性付与を加えるのだが、それだけでは芸がない。そしてここでも前世の漫画の記憶を掘り起こす。武闘派錬金術士集団の中でも戦闘狂っぽい男の持つ武器の特性だ。自らの肉体を属性の物と同化させる行為。だが、よくよく考えるとかなり怖い行為だ。肉体を全く別の物に変化させてから、また元に戻すのだ。反動や副作用が出てもおかしくない。エクセリオ・シュドルクと各中級上位属性付与魔法でどうにかなる以上、保留にするべきだろう。
次は銀術士の事だろう。とうとう、癌で亡くなってしまったのだ。死に際にオレに銀術士としての知識を預けて
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