暁 〜小説投稿サイト〜
大陸の妖精
呪われた島とデリオラ
罪と罰
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
エルザが連行され、静まった雰囲気のフェアリーテイル



「出せっ!!ここから出せっ!!」


「早くしねえとエルザが牢屋に行っちまうよ!」


その中、2人の声だけはいつも通り騒がしい


トカゲの姿に変えられ、逃げられぬようコップの中に閉じ込められたナツとアルトだ



「ここから出せぇぇ!」


「早く出せぇぇ!!」



ミラ「アルト・・・ナツ・・・うるさいわよ」



「「出せーっ!!!」」



ミラ「出したら暴れるでしょ?」



「暴れねえよ!!」


「つーか元の姿に戻してくれよ!」



ミラ「元の姿に戻したらアルトもナツもエルザを助けに行く!って言うでしょ?」



「言わねえよ!」


「そーだそーだ!誰がエルザなんかっ!」



グレイ「今回ばかりは相手が評議員じゃ手の打ちようがねえ・・・」



「出せーっ!俺たちが一言いってやるんだ!」


「評議員だか何だか知らねえが、間違ってんのはあっちだろ!!」



グレイ「白いモンでも評議員が黒って言えば黒になるんだ、ウチらの言い分なんか聞くモンか」


エルフマン「しっかしなァ・・・今まで散々やってきた事が何で今回にかぎって」


ロキ「ああ・・・理解に苦しむね」


ルーシィ「絶対何か裏があるのよ・・・やっぱり放っておけないわ!証言をしに行きましょ!!」


マカロフ「まあ・・・待て」


立ち上がるルーシィをマカロフが止める



ルーシィ「これは不当逮捕よ!!判決が出てからじゃ間に合わないわ!!」


マカロフ「今からではどれだけ急いでも判決には間に合わん」



「出せーっ!俺を出せーっ!!」


「何言ってんだナツ!俺を出せー!!」




マカロフ「本当に出してもよいのか?」



「出せーっ!早く出せーっ!!」


「う゛・・・・・」




マカロフが問うとアルトの方と思われるトカゲが黙り込む



マカロフ「どうしたアルト?急に元気がなくなったな」


そう言うとマカロフは二人の魔法を解き、元の姿へ戻す


すると元の姿に戻って出てきたのはナツと、もう一人の方はマカオだった



レビィ「マカオ!!!?」


ジェット・ドロイ「「えぇぇぇぇ!!!?」」


マカオ「すまねぇ・・・アルトとナツには借りがあってよォ・・・」


そう、以前アルトとナツは雪山でクエスト失敗したと思われるマカオを助けたことがあったのだった



マカオ「アルトかナツのどっちかに見せかける為に自分でトカゲに変身したんだ」

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ