第百八十三話 和議が終わりその二
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「決してです」
「家中に入れるべきではありませぬ」
「何があろうとも」
「そう思いまする」
「ふむ、皆そう言うか」
信長も彼等の言葉を受けてだ、袖の中で腕を組んで述べた。
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