第三十四話
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一泊をした。
ちなみに母さんはワカバタウンに戻っている。
――ヤマブキシティ――
「……あっという間にヤマブキに着いたな」
俺は朝八時発のヤマブキ行きのリニアに乗ってヤマブキシティに来た。
「さて無人発電所に向かうか」
……あれ?ゲームやと無人とちゃうよな?
「……まぁええか」
何とかなるやろ。
「ピジョット頼むわ」
「ピジョッッ!!」
俺の言葉にピジョットが頷いて空を飛んだ。
「……此処が無人発電所か……」
無人発電所は手付かずの発電所になっていた。
「それでも電気は送電しているらしいがな」
「成る程なぁ……ってナツメッ!?」
俺の横には何故かナツメがいた。
「ヤマブキでピジョットに乗ったお前を見かけたからな。後を追ってきた」
……迂闊やったな。
「それで無人発電所に何の用なんだ?」
「まぁ……オーキド博士からの頼みでな」
「ほぅ、ならば私も手伝おう」
「……へ?」
「何だ?私が手伝っては駄目なのか?」
「い、いや……まぁええか」
キクコに手紙を渡してコガネ総合病院に来てもらうだけやしな。
「なら早速するか」
俺は拡声器を出した。
『あ、あ〜。キクコさん、カントー四天王のキクコさんはいますか?オーキド博士から手紙を預かっているので出てきてほしいのですが……』
カチャ。
「何だい騒々しいね」
その時、無人発電所の扉からキクコが出てきた。
「カントー四天王のキクコですか?」
「そうだよ。今は隠居したババアだがね」
「オーキド博士から手紙を預かっています」
俺はキクコに言った。
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