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Fate/staynight/the/crossovermoment
聖杯戦争開幕
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驚愕の事実が発覚してから数日が経っていた。
聖杯戦争を超える聖杯戦争、真聖杯戦争の正体を俺は知ってしまった。
聖杯を勝ち取り聖杯戦争で生き残った英霊達が集う宴、真聖杯戦争は英雄に相応しい英雄が真の聖杯を勝ち取る。
真の聖杯は聖杯戦争優勝者に与えられる聖杯とは違い勝利を求めた英雄英霊の称号なのだ。

「僕は猫〜猫〜猫〜。
喋れないけど歌えるよ。喋れないけど歌えるよ。
僕は猫〜猫〜猫〜」

意外に歌が上手いモオズ・アカラトは僕は熊のリメイク、僕は猫を歌っていた。
召喚魔法の失敗で召喚された猫の英霊、モオズ・アカラトは長靴を履いた猫の英霊で架空の存在だ。
だが、モオズ・アカラトの契約者は召喚魔法の手順を間違え架空の世界から現実世界に召喚されたのだ。

「久しぶりの現実世界は空気が不味いニャ〜〜〜。
昔の現実世界は空気が綺麗で空気も美味しかったニャ〜」

現実世界に愚痴を放つモオズ・アカラトは奇妙な英霊だ。
俺の召喚魔法で召喚された魔物なのだが架空の存在を現実世界に無理矢理、召喚された架空の英霊だが召喚魔法で召喚されたなら魔力が一定以下になると自動で元の架空世界に戻される。
だが、数日過ぎても猫の英霊 モオズ・アカラトはピンピンしていた。

「現実世界が生きにくいなら架空世界に戻ればいいじゃないか?
何故、召喚魔法で召喚された魔物が現実世界に残り続けているか知らんが」

普通の魔物なら召喚された瞬間から魔力は徐々に減少、魔力が一定範囲内を過ぎたら無理矢理、退場。
が、猫の英霊は現実世界に留まっていた。

「私は見定めるニャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
今回の聖杯戦争の英霊を」

「見定めるとか言われても、、、お前は三回目の聖杯戦争で優勝した英霊なんだろ?
見定める必要なんてないんじゃ?」

三回目の聖杯戦争で優勝した英霊なら大抵の英霊には余裕で勝利するだろう。
だが、返答は俺の予想を超えていた。

「私は今回の真聖杯戦争に出場する第三回聖杯戦争優勝者 モオズ・アカラトなんだニャ〜〜〜〜。
真聖杯戦争が始まる前に今回の英霊達の行動パターンを分析、真聖杯戦争に活かすニャ〜〜〜」

誇らしげにモオズ・アカラトは仁王立ち。
真聖杯戦争に勝つ為に現実世界に居座り続け時を待っているのか?
今回の聖杯戦争の優勝者が真聖杯戦争に出場する為の資格を得るが真聖杯戦争に出場するとは限らない。
でも、もし、今回の聖杯戦争の優勝者が真聖杯戦争に出場したら、、、、、、念入りに観察して結論が出るまで
モオズ・アカラトは現実世界に居座り続けるだろうな。

「前回の英霊達は凄腕揃いで誰が優勝しても不思議じゃなかったニャ〜〜。
今回も凄腕揃いの可能性も僅かだが有り得るニャ。
私の優勝を完璧にする為には今回の英霊達を見
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