暁 〜小説投稿サイト〜
『曹徳の奮闘記』改訂版
第四十二話
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
は頷く。

「あぁ」

「申し上げますッ!!」

 その時、兵士か部屋に入ってきた。

「只今、呂布様と陳宮様が到着しましたッ!!」

「分かった。直ぐに此処へ通してくれ」

「は」




 それから程なくして、恋と陳宮が来た。

「恋、陳宮。移送御苦労だった」

「………ん」

「移送するだけなので簡単です……って恋殿を真名で呼んでるのですかッ!?」

 ……今更かよ………。

「そりゃぁ呼んでいいと言われたからだ」

「……音々も真名で」

「恋殿ッ!?」

「……長門……悪い奴じゃない」

「うぅ〜」

 恋の言葉に陳宮は頭を抱えていたが、やがて俺と向き合う。

「……仕方ないのです。音々は音々音なのです。音々でいいのです」

「あぁ、俺は長門でいいよ。音々」

 何か分からないけど、音々とも真名を預けた。

「そ、それでなのですが……」

 ん? 急に音々が申し訳なさそうな表情をした。

「どうした?」

「実は………「そこからは私が話そう」……」

 すると、部屋の扉が開いて一人の女性が入ってきた。

 女性は劉備と同じピンク色の髪をして、髪型はポニーテール。女性を強調する物が大きいかった。

『へ、陛下ッ!!』

 その女性は漢王朝の現皇帝である劉協だった。

「………へ、陛下。何故このようなところへ?」

 俺は皆よりいち速く復活して陛下に問う。

「戦況視察……ではなく、お前達の手伝いだ」

「手伝い……ですか?」

「うむ」

 俺の言葉に陛下は頷いた。






[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ