第四十二話
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は頷く。
「あぁ」
「申し上げますッ!!」
その時、兵士か部屋に入ってきた。
「只今、呂布様と陳宮様が到着しましたッ!!」
「分かった。直ぐに此処へ通してくれ」
「は」
それから程なくして、恋と陳宮が来た。
「恋、陳宮。移送御苦労だった」
「………ん」
「移送するだけなので簡単です……って恋殿を真名で呼んでるのですかッ!?」
……今更かよ………。
「そりゃぁ呼んでいいと言われたからだ」
「……音々も真名で」
「恋殿ッ!?」
「……長門……悪い奴じゃない」
「うぅ〜」
恋の言葉に陳宮は頭を抱えていたが、やがて俺と向き合う。
「……仕方ないのです。音々は音々音なのです。音々でいいのです」
「あぁ、俺は長門でいいよ。音々」
何か分からないけど、音々とも真名を預けた。
「そ、それでなのですが……」
ん? 急に音々が申し訳なさそうな表情をした。
「どうした?」
「実は………「そこからは私が話そう」……」
すると、部屋の扉が開いて一人の女性が入ってきた。
女性は劉備と同じピンク色の髪をして、髪型はポニーテール。女性を強調する物が大きいかった。
『へ、陛下ッ!!』
その女性は漢王朝の現皇帝である劉協だった。
「………へ、陛下。何故このようなところへ?」
俺は皆よりいち速く復活して陛下に問う。
「戦況視察……ではなく、お前達の手伝いだ」
「手伝い……ですか?」
「うむ」
俺の言葉に陛下は頷いた。
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