暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos52合流/和解〜Before a Decisive Battle〜
[3/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
もあるけど、一応しっかりはしてるから安心して任せていたんだけど・・・。

「私とトーマはね、その、ちょっと切っても切れない繋がりがあってね、それでいつも一緒に居る間柄で、・・・大切な人なんだ♪」

「「へ・・・?」」

「ぶっ!? リリィ! その言い方だと誤解を招く可能性が・・・!」

ほら、見ろ。ヴィヴィオとアインハルトが顔を赤らめて、しかも「トーマさんの彼女さんですか・・・?」ってアインハルトがテレながらそんなことを言ってきたじゃないか。ヴィヴィオも「リリィさん。トーマを末永くお願いします」なんて言ってくる始末。2人がそんなことを言ってくるからこっちまで恥ずかしくなる。

「ちょっ、違うから! リリィとは、その、なんだ。大事な友達で、コンビのパートナーなんだ! ヴィヴィオとアインハルトが考えてるような間柄じゃないから。オーケー?」

「イエス・オーライ♪ パートナー、そう、大事な相棒なの!」

「そっかぁ。じゃあわたしとアインハルトさんにとってのクリスやティオなんだね、リリィさんって」

「大切なコンビのパートナー・・・なるほどです」

俺の話にリリィもうんうん何度も頷いて同意してくれたし、ヴィヴィオとアインハルトの誤解も解けることが出来たし、リリィの正体についても深くは追及してくる様子もないし、これで何とか一件落着だな。それじゃあ本題に戻そうか。

「で、だ。俺たちは別々の未来から何の前触れもなく急に飛ばされて来た。そしてどうにかして元の時代に帰りたい。その方法なんだけど・・・」

一応“銀十字”に探らせてはいるけど、そうそう見つかるわけもなく、どうしたものかと唸っていると「あ、それなら今、ヴィヴィオさんが手掛かりを見つけてくれました」ってアインハルトからビックリ発言が。俺とリリィが「えっ?」ってヴィヴィオに視線を向けると、「あくまで推測だけど!」って前置きしてから話してくれた。

「――つまり、誰かの時間移動に巻き込まれて、俺たちも過去に飛ばされたってことか」

「たぶん。わたし達だけを過去に飛ばす理由なんてきっとないし。となると、誰かの転移に巻き込まれたって考える方が自然だと思うんだよね」

言われてみればその通りだ。わざわざ過去に飛ばす理由が無い。だったら過去に飛ぶ理由のある奴の転移に巻き込まれたって考えられる」

「さすがヴィヴィオ。無限書庫の司書資格を持ってるだけあって知識が豊富だね♪」

「あ、ありがとう♪ そういうわけで、同じように未来から人たちを見つけることが出来ればきっと、未来への帰還方法を判るはず」

「さすがに一方通行で過去に来たわけじゃないもんな。ちゃんと帰る方法を持ってるはずだ」

やっと希望が見えてきた。あとは八神司令たちと出来るだけ関わる事無くそのトラ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ