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大陸の妖精
風と大地
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ール「チッ、うっとおしい!ストームアロー!」


矢の形をした複数のかまいたちがアルトを襲う



エリゴール「攻撃を避ければ再びオレの攻撃するチャンスが来る!攻撃を受ければ貴様の拳の勢いがなくなる!」


アルト「うぉぉぉォォオオ!!」ブシャァァッ


アルトは急所を上手く守りながらかまいたちの中を進む



エリゴール「(まともに喰らった!これで奴の勢いは無くなるハズ!)」


アルト「ォォォオオオオ!!」


アルトの服は破け、かまいたちの矢が深く突き刺さっていく


しかしアルトはひるむどころか加速していく



エリゴール「(無くなる・・・ハズ・・・!!?)」


アルト「おらぁぁぁ!!」バキィィッ


アルトの強烈な一撃がエリゴールを殴り飛ばす



エリゴール「ぐぉぉぉァァア!!」


アルト「そんなそよ風じゃ・・・俺の拳は止められねえよ!」ブシュゥゥッ


エリゴールを殴った腕から血が噴き出す



エリゴール「(コイツ・・・正気か!?攻撃をまともに喰らって後退するどころか加速して殴って来やがった!しかもストームメイルを突き破って・・・!!)」


アルト「でも、ようやく分かったぜ・・・どの程度の力で踏み込めばそのそよ風の鎧を突き破れるかって事がな」


エリゴール「(まさか・・・このガキ、最初からそのつもりで・・・!?)」



アルト「よーし、準備運動はここまでだ・・・今度は俺も本気で行くぜ!!」



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