暁 〜小説投稿サイト〜
大陸の妖精
大地の魔法
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
私たちは全力で阻止するつもりだが・・・万が一ということもある、君たちも急いで避難した方がいい」


駅員はエルザの言葉を聞いた後、急いで逃げだした



アルト「これでとりあえず大量殺人は阻止できたかな・・・?」


エルザ「あぁ・・・これだけ人がいなければララバイを放つ意味がないだろう」


アルト「っていうか、外はやけに風が強いな・・・」


エルザ「言われてみれば・・・・・っ!!?」


エルザが周りを見渡してある事に気づく



エルザ「こ・・・これは・・・!?」


アルト「どうしたんだよ・・・・・ってなんじゃこりゃ!?」


エルザに続いてアルトもおかしな現象に気づく



エルザ「駅が風に包まれている!!」


驚くエルザとアルトの前にエリゴールが姿を現す



エリゴール「ん?なぜハエが外に二匹も・・・そうか・・・ヤジ馬どもを逃がしたのはてめぇらか」


エルザ「エリゴール!!」


アルト「てめぇ!降りてこいや!!」


エリゴールは自分の魔法で宙に立ち、話を続ける



エリゴール「女王様・・・てめェとは一度戦ってみたかったんだが・・・残念だ今は相手をしているヒマがねぇ」


そう言うとエリゴールはエルザを魔法で突き飛ばし、風の檻の中に入れる



アルト「エルザ!!」


エルザ「しまった!」


エルザが風の檻に触れようとするが弾かれる



エリゴール「やめておけ・・・この魔風壁は外からの一方通行だ、中から出ようとすれば風が体を切り刻む」


アルト「卑怯だぞてめぇ!!ちゃんと勝負しろ!!」


エリゴール「女王様を封じてしまえば後は楽なもんだ、オレはこれで失礼させてもらうよ」


エルザ「待て、エリゴール!まだ話は終わってないぞ!!」


エリゴールはエルザとアルトの話を無視し、風に乗って遠くへ消え去る



アルト「くそっ、どうなってんだよ!奴はどこに行った!!この駅が標的じゃねェのか!?」


エルザ「アルト!よく聞け!」


風の壁越しからエルザの声が響く



エルザ「今、私たちの中で外に出ている魔導士はお前だけだ!お前はエリゴールを追って足止めを頼む!私たちも後ですぐに向かう!」


アルト「・・・よし、分かった!任せろ!!」


エルザ「頼んだぞ!」


アルト「よっしゃぁぁぁ!!待ってろエリゴール!!」



アルトはエリゴールが消えた方向に向かって走って行った



[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ