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大陸の妖精
大地の魔法
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ぉーい!!」


「しかし油断はいけねェな!!」


「ぶっ殺してやらぁ!!」


ルーシィ「!!」


ルーシィたちの後ろには先程の同じ数の鉄の森メンバーが立っていた


そのうちの二人がルーシィに斬りかかる



カラッカ「おぉ!お前たち待っていたぞ!」


エルザ「しまった!援軍か!!」


ルーシィ「ちょっ・・・待っ・・・!!」


アルト「ふんっ!!」


「ぐがっ!」


「ぎゃっ!!」


鉄の森の魔導士二人がルーシィに迫ったその時


アルトがルーシィを引き寄せ、敵二人を殴り飛ばす



アルト「ふぅー・・・危なかったなルーシィ!」


ルーシィ「あ、アルト・・・ありがと」


アルト「礼なんかいらねえよ、仲間だからな!」


そう言ってアルトが一歩前へ出る



アルト「エルザは手を出すなよ、俺一人で十分だ」


エルザ「そうか・・・ならば頼む」


エルザが換装を解く


魔動四輪車を飛ばして魔力を消耗したせいか、エルザの少し息が上がっている



ルーシィ「アルトの魔法・・・一体どれくらい強いんだろう・・・」





アルト「アルディマ・ルテーム」


アルトが地面に手をつき、呪文を唱える


すると大地が乾き、ちょっとした地割れが起きた



ルーシィ「!!?」


見るとアルトの手は溶岩のように赤黄色に輝いていた



アルト「この両腕は今・・・「大地」の力を身に付けた!」


ルーシィ「な・・・なにアレ・・・?」


エルザ「アルトの魔法だ・・・アルトは大地の潜在パワーを吸い取り自らの筋力と魔力に変換する」


ルーシィ「そ、それって・・・!?」


エルザ「つまり、今のアルトの両腕には大規模な「地震」に相当するエネルギーとパワーが宿っている」


アルト「逃げるなら今のうちだ!」


「チッ、なめんなハエがぁぁ!!」


「相手は素手だ!やっちまえぇぇ!!」



アルト「せいっ!!」ブアッッ


アルトが拳を構え、打ち出すと鉄の森の魔導士は後方へ吹っ飛ぶ



「ぐぁっ!!」


「な、何をしやがったあのカギぃ!?」


ルーシィ「今のって・・・衝撃波!?」


エルザ「いいや、今のはただの拳圧だ・・・アルトの衝撃波の威力はこんなものではない」


ルーシィ「えぇぇ!?拳圧で人をぶっ飛ばすって・・・どんな腕力してんのよォ!?」


エルザ「元々、アルトの肉体は魔導士とは思えないほど鍛え上げられている・・・そこに大地の力をプラスすれば・・・」


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