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大陸の妖精
その呪歌の名はララバイ
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だでは済まんぞ」


エリゴール「仕事も無ェし暇だからよォ・・・遊びてぇんだわ」


エルザ「遊びだと・・・!?」


エリゴール「まだ分かんねえのか?」


そう言いながらエリゴールは空中を飛び、スピーカーの前に立つ



ルーシィ「飛んだっ!?」


ハッピー「風の魔法だっ!!」


アルト「スピーカー・・・まさかアイツ!!!」


エルザ「呪歌(ララバイ)を放送するつもりか!!!」


グレイ「何だと!!?」


エリゴール「ふははははっ!!この駅の周りには何千人ものヤジ馬どもが集まっている・・・いや、音量を上げれば町中に死のメロディが響く」


エルザ「大量無差別殺人だと!?」


エリゴール「これは粛清だ、権利を奪われた者の存在を知らずに権利を掲げ生活を保全している愚か者へのな」


ルーシィ「元々悪いのはアンタたちでしょーがっ!!自分の事棚に上げて!!」


エリゴール「この世の不公平を知らずに生きることは罪だ!よって死神が「死」という名の罰を与えに来た」


ルーシィ「そんな事したって権利は戻ってこないのよォ!」


エリゴール「ここまで来たら欲しいのは権利じゃなくて「権力」だ、権力さえあれば全ての過去を流し未来を支配することだって出来る」


アルト「救いようのないクズだなお前ら、そんな事はさせねぇよ」


エリゴール「フン、貴様らハエには到底分からん事だ・・・」


エリゴールが風に乗って立ち去ろうとする



エルザ「逃げる気か!?エリゴール!!」


エリゴール「俺は笛を吹きに行く、後は任せたぞお前ら・・・身の程知らずのハエに鉄の森の恐ろしさを思い知らせてやれぃ」


そう言い残しエリゴールは駅の窓を割って逃げる



エルザ「ナツ!!グレイ!!今すぐ二人でエリゴールを追うんだ!!」


ナツ・グレイ「「む」」


エルザ「お前たちが力を合わせればエリゴールにだって負けるハズがない」


ナツ・グレイ「むむ・・・」」


エルザ「ここは私とアルトでなんとかする」


ルーシィ「あ、私は戦力に含まれてないんだ・・・」


エルザ「エリゴールを放っておけばララバイが放送される・・・なんとしても阻止せねばならない」


アルト「あ・・・またナツたち喧嘩してる・・・」


ナツとグレイが睨みあい喧嘩している様子をアルトがじっと見つめる



エルザ「聞いているのか!?」


ナツ・グレイ「「も・・・もちろん!行ってきまーす!!」」


そう言って肩を組みながら二人はエリゴールを追う



ルーシィ「最強チーム解散!!」



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