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大陸の妖精
魔導士vs傭兵
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「どうやらフェアリーテイルの魔導士は自分が最強か何かと勘違いしてるようだ」


「魔導士としての地位は認めるが・・・所詮は魔導士、戦いのプロである傭兵には勝てない」



アルト「ゴチャゴチャ言ってないでかかって来いよ」


ナツ「そうそう、ビビってんのか?」



「とうっ!」


「はぁ!」



2人の内、一人はフライパン、もう一人は拳で攻撃してくる




「ふんっ!」ブンッ


アルト「中々いいパンチじゃねぇか!」




「火の魔導士相手なら・・・イージーなビジネスになりそうだ」


ナツ「そういう事は俺を倒してから言うんだな!」





傭兵2人の攻撃をかわしながら部屋を出る




アルト「おい、お前らの攻撃のせいで雇い主の家がメチャクチャだぞ、いいのかよ?」


「貴様らは魔導士の弱点を知ってるかね?」


アルト「弱点・・・?」


ナツ「の・・・乗り物に弱いって事か!!?」


アルト「それはお前だけだろ、俺は別に乗り物酔いしないし」


「肉体だ」


ナツ「肉体!!?」


「魔法とは知力と精神力を鍛錬せねば身につかぬもの」


「結果・・・魔法を得るには肉体の鍛錬は不足する」


傭兵2人は淡々と喋りながら攻撃を続ける


「つまり・・・日々訓練している我々には力もスピードも遠く及ばない」


「昔・・・呪いの魔法を何年もかけて習得した魔導士がいた、俺たちはその魔導士と戦ったのだが・・・一撃で沈めた、俺の拳一発で奴の何年もの努力は崩れ去ったのだ」


ナツ「ふーん」


アルト「さっきから偉そうなこと言ってるわりには攻撃当たってねえぞ」




「なるほど・・・スピードは中々のものだ・・・少しは鍛えているようだな」


「合体技でいこう!」



そう言うと一人の傭兵がでかいフライパンの上に乗る




「我々がバニッシュブラザーズと呼ばれる理由・・・それは消える、そして消すからだ」


「相手の視界から見方を消す・・・天地消滅殺法!!!」



アルト「ナツ下がってろ、時間の無駄だ」


ナツ「あぁ」


アルトとナツは呆れたものを見るような眼で傭兵2人組を見る



「はぁ!」



傭兵の一人がフライパンでもうひとりを打ち上げる




「天を向いたら、地にい――」


アルト「ふんっ!!」バキィッ


「る゛ぅ!!!?」


傭兵がフライパンで攻撃を仕掛けた


アルトは拳でフライパンを砕き、傭兵の一人を殴り伏せる




「い
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