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転生とらぶる
マクロスF
0787話
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ど、私達と似たような境遇だった訳ですわね」

 その言葉に、今度はシェリルが反応する。

「……ねぇ、アクセル。今のこの子の話を聞くと、その子達とも同棲していたということになるんだけど。その辺を詳しく教えてくれないかしら」
「待て。勘違い……とは言えないかもしれないが、誤解ではある。俺がこの世界に転移した時には、さっきも見たように10歳程の姿になって気を失っていたんだよ。で、それをあやかと千鶴に保護された訳だ。……言っておくが、あやか達が住んでいるのは女子寮だからな。他にもたくさん人が住んでいる共同生活の場だ」
「……でも部屋はあやか達と同じだったけどね」

 ボソリ、と呟く円。それを聞いて笑みを浮かべるシェリル。

「魔法とかそういう関係もあったんだよ。……まぁ、それはともかくとしてだ。そっちから順番に雪広あやか、那波千鶴、釘宮円、柿崎美砂だ。あやかはこの世界でも有数の財閥の娘で、千鶴は那波重工という会社の娘、円と美砂は家柄に関しては特にないが、個人的な戦闘力に関して言えばオズマでも足下にも及ばない実力を持つ。いや、個人的な戦闘力が強いのは4人全員だけどな」
「……え? この子達が?」

 余程俺の口から出た言葉が信じられなかったのだろう。シェリルにしては珍しい程にポカンとした表情を浮かべて問い返してくる。
 まぁ、どこからどう見ても一介の女子高生にしか見えないこの4人が、S.M.Sでも精鋭部隊として有名なスカル小隊の隊長を務めるオズマより強いと言われたのだから無理も無い。

「言っておくが、あくまでも生身に限定してだぞ。さすがにVFを持ち出せば話は別だ」
「……それでも、この子達がそれだけの実力を持っているというのはちょっと信じられないんだけど」
「この世界は魔法が存在する世界だからな。事実、俺だって生身でバジュラを大量に倒せただろ?」

 しかも、円と美砂に至っては拳闘士デビューしてるって言うんだからな。間違いなくオズマよりも強い。
 恐らく円が純炎の涙で前衛を受け持ち、美砂が後衛からセイレーンの瞳でサポートするって戦闘スタイルなんだろう。
 空を自由自在に飛び回る事が出来て呪文も無しで炎を生み出せる純炎の涙に、歌声を聞くと無条件に相手の能力を引き下げたりする能力を持つセイレーンの瞳なのだから、敵対する相手として2人のアーティファクトは厄介極まりない。
 もっとも、味方にすれば逆に頼もしいと言えるんだが。
 その辺の説明をすると、何故かシェリルの目が好奇心で輝く。

「そのアーティファクトって仮契約をすると手に入るんでしょう? なら、アクセル。あたしとも仮契約してよ」
「言うと思ったよ。……けど、無理だ」
「無理? 何で?」
「どうやらこの仮契約のシステムってのは主側か従者側のどちらかがネギま世
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