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Muv-Luv Alternative 士魂の征く道
序章
02話  竜の花火
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しく理解している彼女によって蒼き武御雷が踵を返し、噴射跳躍によって去る。―――邪魔者は居なくなった。


『――諸兄、意志は変わらぬな。』
『はっ!!生と死いずれの考えも浮かびませぬ。』
『今は全ての俗念も去り、すがすがしい気分です。』

『よろしい……武士道ゆえの花道!!見せつけてやるぞ!――我らの士魂にて不知火を灯してやれい!!!』
『『『応ッ!!!!』』』


 部下たちの意思と決意を確認する。返ってきたのは何れも否定の意ではない。


『然らば、九段にて再び(まみ)えようぞ!!!』
『『『『『『『了解ッッ!!!!』』』』』』』


 フットペダルを押し込む、跳躍ユニットが咆哮し漆黒の機体が駈ける。純白の機体がそれに続いき一斉に異形どもの海に飛び込んだ。

 咲くもよし、散るもまたよし桜花。

 不知火、それは海上にて揺らぐ鬼火の事を云う―――銃火とジェット噴射の戦花が咲き乱れるのだった。



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