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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第60話 ヴィヴィオの想い
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孝介だった時の話は3人にとってかなり衝撃的な内容だった。
しかしそれと同じで、零治が妙に大人びいていた事や、自分達と恋仲になった後の対応など、色々と納得できる覚えがあるからこそ、それが嘘だと思えなかった。
「いいえ。孝介があなた達と初めて会った時、そして優理の時に人間にしたって言ったでしょ?あの時誤魔化した理由は神様によって与えられた3つの願いの2つなの。そしてそれが零治が転生者だって言う証拠よ。その力事態が現段階……おそらくこれからも一生出来る者は現れないと思うわ」
ラグナルの言葉が最終的に決めてとなり、誰も反論出来なかった。
「………じゃあ今こうやっている私達もアニメの話の一つってことなの?」
「いいえ。もうアニメだった『リリカルなのは』とはかけ離れているわ。例えで言えば今回のゆりかご事件、行うのはイーグレイ家の面々よ」
「ジェイルさんがですか!?」
「信じられん………」
今の光景からは想像出来ないのか3人とも、驚いてしまった。
「と言っても私が知っているわけじゃなくて、全部本人から聞いた話なんだけどね。それに彼も詳しかったわけじゃないし」
と苦笑いしながら答えるラグナル。
「じゃあレイは本当に一回殺されて、神様の力で生き返ったんだ………」
「正しくは転生。新たな命となって再び生を受けたの。その時に零治は前世の記憶、顔や体型もほぼ同じ状態で生まれ変わった。………まあ誰かが母親になって生まれ変わったわけじゃ無いから年齢も小学3年生からで家族も誰もいなかったし、果たしてそれが本当に転生と呼べるのか怪しいと言えば怪しいけど」
「えっ?じゃああの家って………?」
「神様が予め準備してくれたものよ」
「なるほど、だからレイはあのマンションから特別離れようとは思わなかったんだな………」
零治が傭兵稼業を控え始めた頃、離れた学校に通う3人の為に引っ越しをしたらどうだとシャイデが提案した事があった。
『でも引っ越しとなると色々面倒だしな………確かに星達の為にだったら引っ越した方が良いけどな………結構この地でも住み馴れてるし、新しい場所ってのもな………』
とその時に零治が話した言葉である。
「まあそれも1つだと思うけど、後はなのはさん達がどう動くのか把握しておきたいってのもあったわね。3人の事もあったし、無闇に逃げてばったりっていう可能性もあったかもしれないし」
「その時から私達は知らずしてレイに守られていたんですね………」
その星の言葉に3人は改めて零治の大切さを感じていた。
「絶対にレイを連れ帰ろう………」
「ああ、我も絶対に諦めん………!!」
「………ラグナル、もう一つ聞きたい事があるんですけど」
「何かしら?」
3人で決意を再確認しつつ、再び星が質問する。
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