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仮想空間の歌う少年
3ースノードロップの日常 (後編)
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「冗談よ。」

俯いた前にシノンの顔があった。そうすると。

「最高にカッコよかったわよ!スノー!」

そう言って笑顔で僕を見つめてきた。そして静かに触れる程度のキスをしてきた。
僕もつられて笑う。

「…ありがとう。」

純粋な感謝の気持ちを口にした。
…音楽はやっぱり人を幸せにする。
そんな事を思いながら僕達は笑っていた。
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