3ースノードロップの日常 (後編)
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シノンをプーカ領に招待するために今、2人で上空を飛んでいるのだが。
「雪やまぬ夜2人に僕達は♪」
僕は道中の敵をいつも通り歌いながら『奇跡の音符』で撃退する。
ちなみに今回の『奇跡の音符』は音符の雪が僕達の周りをバリアの様に守ったり、相手に雪が降り注ぐ趣向だ。しかしそんな雪をかいくぐってくる鷲型モンスターが3体飛んできた。
「はっ??」
しかしその僅かに出てきたその鷲型モンスターもシノンの弓によりあっという間に射抜かれる。
「ナイスショット♪シノン♪」
「ふう…。」
シノンはホッとした感じで胸を撫で下ろすと。
「結構…疲れるわね。」
「まあね。戦闘中空中を含めた全方位気をつけないといけないからね〜?
っと。ここまで来たら…あ!あそこだよ?」
指指す場所にはプーカ領の大きなサーカステントがある。僕達はその前に着地すると。大きな声で僕を呼び止める声があった。
「あー??スノーお兄ちゃんようやく見つけた!」
「あ、クラリス。」
その声の主はプーカ副領主の地位にいてSAO時代に助けた美少女。クラリスだった。右手にはいろいろな書類を持っている。
な、何度も言うがロリコンじゃないからね??僕??
「スノーお兄ちゃん??今日のステージ報告書をちゃんと出して…。ってこの人だれ?」
そう言ってクラリスが怪しい物を見るような目でジーとシノンを見るので。僕は笑って。
「あ、紹介がまだだったね。この人がシノンだよ。」
そうするとクラリスは右手の書類を落としてボーゼンとした顔で震えて。シノンが一体なんだろうみたいな顔をするが。クラリスは。
「こ、この人がスノーお兄ちゃんの彼女さん…!…とんでもなくかわいい…。」
ボソっとそう呟くと慌てて落ちた書類を拾い集めてぺこりと頭を下げる。それを見てシノンが驚いて。
「えっ??え??」
「は、始めましてシノンお姉さん!私がプーカ副領主のクラリスと言います!スノーお兄ちゃんにはSAO時代に助けてもらいました!」
「え??お姉さんなんて…。ちょっと顔上げて??」
「クラリス。シノンが困ってるから。」
そう言うとクラリスはようやく頭を上げて。僕の方を見ると。
「は??それじゃスノーお兄ちゃん。今日は私が報告書まとめておくから次回から頼むよ!」
「わかったよ…。」
そして今度はシノンの方を向くと少し緊張した面持ちで。
「え、えっとスノーお兄ちゃんのことよろしくお願いします!」
とまたも頭を下げると周りの小さなテントの方へと向かって行った。
「あー…。ごめんね。」
僕は少しなんとも言えない感じになって謝る。
「別にいいわよ。あの子もテンパってたんでしょ?」
「まあね。いつもは冷静沈着なん
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