第五章
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を隠す。しかしであった。もう既に見られてしまった。手遅れだった。
それで言葉を自然に出してきていた。それは言い繕いのものだった。
「これは」
秀典は問わない。自分から話してしまっている。
「小学校の時に」
「何かあったのか」
「家でやかんを沸かしていて。それを誤って零してしまって」
「沸騰した湯をかかってしまったのか」
「はい、それでなんです」
事故によってというのだ。それで火傷を負ってしまったというのだ。
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