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ハイスクールD×D 『存在の消失〜 Memory life 〜』
五話『消失王の使い魔探し』
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る。

俺は瞬時に反応して、剣を想像してその氷を切り落とした。

「っ!ザトゥージさん、今のはそのアイスフェンリルってやつの攻撃なのか?」

「ああ!間違いない。そして奴はもうこの近くにいるぞ!」

「だったら、ここは俺が何とかします!リアスさん達はその間に安全な場所まで避難してください!」

「ちょっと!?刀矢は大丈夫なの?」

俺が言ったことに、心配してくれるリアスさん。

「大丈夫ですよ。それにアイスフェンリルってやつを俺の使い魔にします!」

俺がそう言うと、リアスさんは呆れながらも皆とともにこの場を離れていってくれた。

「さて、ロスティア。どうする?」

(そうね…………アイスフェンリルと戦ってどちらが強いかを示したらいいんじゃない?)

「ハハハハハッ、わかったよ」

「オオオオオオオンッ!」

雄叫びが聞こえた後、蒼白い大きな狼らしき獣が現れる。

「いくぞ、ロスティア!リミッター解除!モード消失王!」

俺はそう叫んで、力を解放させる。

アイスフェンリルは俺の姿を見ると、前足の鋭い爪で切りかかってくる。

俺はその攻撃を炎の剣を想像して、受け止める。

ゴオオオオッ!

受け止めると同時に剣から炎が吹き出て、アイスフェンリルの足を焼き尽くしていく。

だが、それとは反対にアイスフェンリルの前足から冷気が放たれ、炎が凍っていく。

「ロスティア、こいつの氷って俺等以上の威力なのか?」

俺は一旦後退してロスティアに訪ねる。

(いいえ、威力でいえば私達の方が上よ。でも、氷と氷では相性が悪すぎるわ)

そんな事を話していると、アイスフェンリルがこちらに向かってブレスのようなものを放ってきた。

俺はそれを避けて、もとの位置を見る。

「おいおい、こいつって水のブレス何か使えるのかよ」

(それだけじゃないわ。あのブレスの後がもう凍っているわ)

「厄介なことこの上無いな!」

俺は再び振り下ろされた前足を横に避けて回避して、焼き鳥戦で使っていた蒼白の剣を作り出した。

「やっぱりこの剣が一番馴染みやすい!」

俺はそう言って、アイスフェンリルに向けて蒼白の剣を振り下ろした。

アイスフェンリルはそれを避けようとするが、足下が凍っていて動くことができない。

ガキッ!

俺が振り下ろした剣が、アイスフェンリルの牙に当たってその牙をへし折った。

「オオオオオオオンッ!」

「あっ、やり過ぎた…………かな?」

俺がそう思ったとき、目の前のアイスフェンリルが光輝く。

「おいおい、どうなるんだよ。こいつは…………」

(ふふふっ。どうやら私達の勝ちみたいね)

ロスティアがそう言っていると
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