第一部 学園都市篇
第3章 禁書目録
26.Jury:『Necromancer』
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天涙子の姿を見たからこそ。
「あ、この……待ちなさ──!」
「ほっとくにゃー、この先は流石に」
「せやねぇ、この辺はもう治安悪い時間やし。女の子には、特にね」
それを追おうとした少女。しかし、それを金髪グラサンと青髪ピアスが押し止める。黒髪ロングの少女は、とみに気分を害したらしい。不機嫌面で。
「……ほんと良いこと無いわ、最近……上条の不幸癖でも伝染ったのかしら」
毎日毎日気が滅入るほどに景気の悪い同級生の陰気な顔を思い出しながら、『吹寄 制理』はため息混じりにそんな事を呟いて。
側に居た筈の金髪碧眼の少女とフードの少女の二人が消えている事にも、気付かずに。
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