第二十五話 幻と現実その十六
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
夏休みね」
「その時ね」
「何処に行くかをね」
そのことを話すのだった。
「色々考えていきましょう」
「そうよね、関西全域を回るにしても」
「旅館のこともね」
「旅館ね」
「そうしたことも考えてね」
そうして、というのだ。
「計画を立てていきましょう」
「旅行って行くだけじゃないからね」
「事前に色々考えていくべきものよ」
「だからよね」
「そう、考えていきましょう」
「じゃあ皆でまた集まって」
菫は菖蒲にこうも言った。
「お話しようね」
「ええ、旅行は事前の打ち合わせも楽しいから」
「そういうことも楽しんで」
「実際に皆で行きましょう」
こう話してなのだった、二人はそれぞれの家に帰った。菫は家に帰ると両親、そして姉達との日常を楽しんだ。それは絆による家族だった。
第二十五話 完
2014・7・23
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ