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ルドガーinD×D (改)
三話:黒猫拾いました
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を言うなよ!!!
絶対悪乗りして俺のハードルをムチャクチャに上げようとしてるよな!!?
やばい、クランスピア社の試験受ける時より緊張してきた……どうする俺!!?

『L1 いつも通りの自分を貫く。    R1 期待に応えて見せる!!』

ふっ……いいだろう。
その期待に応えて見せようじゃないか!!!
行くぞ!!R1だ!!!

「よーし、そろそろ入ってこい。」
「はい。」

覚悟を決めて教室の扉をガラリと開ける。

「「「きゃあああああっ!!!!!」」」
「カッコイイイイッ!!!!!」
「木場キュンとの男同士での絡みが欲しいわ!!!!!」

良かった……俺意外と顔はイケメンの部類に入ってたんだな。
後、何だか怪しげなことを言っている奴がいるような気がするが
まあ、気にしないほうがいいだろう。

「けっ、ただの幸薄そうな顔した奴じゃねえかよ。」
「ああ、絶対ニートになるぜ。」
「多額の借金も負うだろうな。」

そんなことを言う坊主頭と眼鏡と茶髪の男子。
失礼なことを言われているが真実なので中々言い返せない…!!
というかお前らは俺の過去でも覗いたのか?
余りに的確に言い当てすぎて怖いんだが……
それともこれも俺の不幸体質のなせる技だというのか!?

「よし、自己紹介をしてくれ。」
「ルドガー・ウィル・クルスニクだ。ルドガーって呼んでくれ。好きな物はトマトと猫。趣味は料理だ。」

自己紹介をするとともに用意しておいた『トマトクッキー』をみんなに配っていく。
トマトの美味しさを世界に広めるべく俺が用意しておいた『トマトクッキー』
兄さんなら涙を流して喜ぶ出来だ。さあ、反応はどうだ!!?

「「「おいしい!!!」」」
「「「イケメンなうえに料理が上手いとか爆発しやがれ!!!」」」

どうやら好評みたいだな。先程失礼なことを言ってきた男子三人も
血の涙を流しながらもしっかりと食べてくれているしな。
これで自己紹介、第一段階は成功だな。

「そして俺の特技は―――バクチュウ!!!はあっ!!!」

華麗に宙を舞い、ピタリと着地する。
ふっ、決まった!!!

「「「おおおおおおっ!!!!!」」」
「「「ちっ!!失敗すれば良かったものを!!!」」」

まあ、賛否両論あふれているが自己紹介はこんなものでいいか。
多分みんなに覚えて貰えただろう。
取りあえず、自己紹介は成功ということで。

「これからよろしくな。みんな。」





「ふう……結局あれから質問攻めにあって大変だったな。」

学校からの帰り道、人気のない裏路地でそう一人呟く。
べ、別に新しい町を探索してみようと思った結果
帰り道が分からなくなったわけじゃないんだからな!!!
サー
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