第197話 緑の妖精と緋色の妖精
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ような言葉を紡いだ後、ヒビキは確信を持った笑みを浮かべて新たな言葉を紡いだ。
ヒビ「妖精女王は、地に堕ちても舞い続けるからね。」
エルザはゆっくりと目を閉じる。
エ「(魔力も体力も、気力までもがもう限界を優に超している。ではなぜ、私は今、ここに立っているんだ―――――?)」
心の中で自分に問い掛けながら、地を踏み締め妖刀・紅桜を構えた。
エ「(それは・・・仲間の熱い想いが、私に届いているからだ。仲間の想いに答えるべく、仲間を助けるべく、私は、コイツを倒すっ!)」
閉じていた目をカッ!と見開き、地を小さく蹴り駆け出した。
エ「(私は、仲間を助けるっ!)」
今、仲間の想いに答えるべく、傷だらけの緋色の妖精が、“極悪の悪魔”に立ち向かう―――――。
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