暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜"死の外科医"ユーノ・スクライア〜
本編
第六話
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、ユウはレールガンを二人に向けて発射した。

亜音速のコインが二人に当たり、吹き飛ばす。

「ちょ、ちょっとユウ」
「説教は後ッス。今はあの二人を逃がさないことが優先ッス」

吹き飛ばされた衝撃で発生した土煙が晴れると、そこに二人の姿はなく、代わりに木材にコインが突き刺さっていた。

「っ!?逃げられた?」
「これは一体どういうことだ?」

フェイトとシグナムが疑問を口にする。

<Sir. There was a reaction magic barrier on the verge of a direct hit.Probably,it would be a special barrier associated effect of replacing the position of the object between the same volume.(サー。直撃の寸前に結界魔法の反応が見られました。恐らく、同体積の物体同士の位置を入れ替える特殊結界でしょう)>
「バルディッシュ?でもそれって・・・」
「ニアSランククラスの結界魔導師がヤツらに味方しているということか・・・・。っ!?テスタロッサ、まずいぞ!!」
「ええ、結界班!!大至急、彼女たちの行方を詮索して!!」
「フェイトさん?一体どうし・・・」
「彼女たちには最低でもニアSランクの結界魔導師(、、、、、)がいる。封鎖結界を突破される恐れがあるよ」
「「「「「っ!?」」」」」

『フェイトさん』
「シャーリー、結果は?」
『申し訳ありません。結界を突破された後、長距離転送でどこかの次元世界に逃亡、反応消失(ロスト)しました』
「分かった。こっちは当初の目的通り、ボスのジャック・アルベルトの確保に移ります」
『分かりました。お気をつけて』





その後、彼女たちがボスの部屋に踏み込んだときには、白眼をむいて気絶し、縄で拘束されたジャックがいるだけだった。

結果的にはアルベルトファミリーは壊滅したが、多くの謎が残ってしまった。

「お疲れやな、フェイトちゃん」
「うん、ありがと、はやて」
「それにしても、厄介なことになったな。ただでさえ強い戦闘機人のISの性能が格段に上がっているのに加えて、謎の結界魔導師の協力者か」
「確かに厄介だけど、私たちだって、負けるわけにはいかないよ」
「せやな」

二人はこれからの事態について懸念するも、彼女たちが飲んでいるコーヒーのように底が見えなかった。





その頃、とある次元船では。

「またせたね。ジョーカー」
「ああ、確かに受け取ったよ」
「二人ともお疲れ様。彼女たちの相手は骨が折れたでしょう?」
「はい。この二年、私たちも強くなったと自負して
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