暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜"死の外科医"ユーノ・スクライア〜
本編
第六話
[2/5]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
イラが攻撃するッス!!」
「了解!!」
エリオは右足を、ユウは左足を前に出し、背中を向かい合わせた格好で、セッテに立ち向かう。
セッテのブーメランブレードの攻撃をエリオのストラーダで弾き、その隙に、ユウの掌打を叩きこむ。
「フリード!!ブラストファイア!!」
「ガリュー、お願い」
キャロとルーテシアはそれぞれの召喚獣と戦場全体の援護に回っていた。
「答えろ、トーレ!!スカリエッティは今度は何を企んでいる!?」
「それを答える義務はありませんよ、フェイトお嬢様」
フェイトはトーレに疑問を投げかけるが、軽く受け流されてしまう。
「ならば、力づくで聞き出すまで!!」
互いの戦力は拮抗し、決着のときは、まだ、誰にも分からなかった。
一方、その頃、トラファルガーの方は・・・・・・。
「ジャック、何やら表が騒がしいようですね?」
「フン。管理局の狗どもがかぎつけて来たんだろう。せっかくの休暇を邪魔しおって」
アルベルトファミリーのボスのところにいた。
ジャックとトラファルガーの前に、監視カメラのモニターが表示され、特務6課とナンバーズの戦いが表示される。
「ほう、貴様らの人形どもも、なかなかの働きをするではないか」
「褒めても、何も出ませんよ?」
「いやいや、純粋な賞賛だよ。君たちの提供する技術力と我々の提供する土地と資金、この二つがそろえば、我らアルベルトファミリーに敵などない。我々は裏社会に君臨し、君たちは研究資金に困らない。これからも我々とよろしく頼むよ」
さすがは巨大マフィアのボス、ビックファザーと言うべきか、すぐ目の前まで敵が迫ってきているというのに、表情一つ変えずにたたずんでいる。
だが・・・・。
「それは嬉しいね。だけど、悪いけど、君とはここまでだよ」
「なに?」
突然の、トラファルガーの言葉に怪訝そうな表情を見せる。
次の瞬間。
「っ!?」
トラファルガーが目の前のテーブルをひっくり返し、ジャックの視界を塞ぐ。
とっさに、ジャックは持っていたアサルトライフルを乱射し、目の前に迫るテーブルを粉々に打ち砕く。
だが・・・・
「残念。外れだよ」
トラファルガーは地面に身を伏せ、右腕を振りかぶっていた。
「『メス』」
そして、トラファルガーの掌打がテーブルを貫通し、ジャックの胸に当たる。
すると、ジャックの胸から、キューブ型の物体が飛び出した。
よく見ると、そのキューブの中には今も鼓動を続ける、ジャックの
心臓
(
、、
)
が詰まっていた。
「ぐっ!?トラファルガー、貴様、何を!?」
遠のきかける意識を意地で繋ぎ止め、ジャックはトラファルガーに、今の凶行を問いか
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ