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魔法少女リリカルなのは〜結界使いの転生者〜
無印編
事後処理
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短時間で血壊を二度も使ったんだぞ!!ある意味プレシアよりも深刻じゃないか!!・・・って言うか何で立てるんだ!!」

ぎゃあぎゃあやり取りが続いたが、やがて諦めたように明美が項垂れる。

その光景をよそに、リンディがプレシアに近寄ってきた。

「プレシアさん。貴女には輸送船襲撃、ロストロギア強奪、広域危険行為などで逮捕状と現行犯逮捕させていただきます」
「・・・はい」
「貴女には黙秘権もありますが、すべて素直に白状した方が心証も良くなりますよ?」
「知ってることは全て話すわ・・・・・」

先ほどまでと打って変わって素直なプレシアの言葉にリンディは内心驚いていた。

まるで憑き物が落ちたような表情でプレシアは過去の経緯を話していく。

(これも剛さんのおかげなのかしらね?)

リンディがそんなことを考えていると・・・

「母さん!!」
「「「「!?」」」」

突然の大声に一同は振り向く。

声の発生源に目をやると、医務室の扉を力強く開いたフェイトがそこにいた。





時間を少し戻して、なのはたち子供組が待機している部屋では・・・・。

「クロノ君。フェイトちゃんはこれからどうなるの?」

なのはがクロノにこれからの事について聞いていた。

「事情があったとはいえ、彼女が次元干渉犯罪の一端を担ってたのは事実だ。本来なら数百年以上の幽閉が普通なんだが・・・」
「そんな・・「なんだが!!」」

猛然と抗議しようとしたなのはたちの言葉を強引に遮り、クロノが続きを喋る。

「それはあくまでも管理局法での話だ。幸い、彼女一人が犯罪を起こした場所は全て海鳴市、つまり日本国内だ。だから彼女は日本の法律で裁かれる。剛さんに聞いた話だと、日本には少年法もあるし、日本の法律だと彼女は重くても、暴行傷害あと窃盗の罪に問われるだけだ。
ジュエルシードの持ち主であるユーノは彼女を告発するつもりはないし、後はなのは、君が許すなら彼女は何の罪にも問われないよ」

その言葉を聞いてなのはは満面の笑みを浮かべ。

「もちろん。許すよ!!」
「君ならそう言うと思ったよ」
「ところでハラオウン執務官」
「なんだい?」

魔力の消費で横になっていた龍一がクロノに質問した。

「テスタロッサ一人が起こした罪と言ったな」
「ああ」
「・・・と言うことは、プレシア・テスタロッサは・・・・」

その一言に先ほどの騒ぎが嘘のように静まり返り、なのはたちがクロノに注目する。

「彼女はミッドで起こした罪が多すぎる。違法研究に輸送船襲撃、それに次元干渉犯罪。それに深刻な病気に掛かっている。正直、このままだとどうなるか分からないのが本音だな」
「そんな!!」

今まで黙っていたフェイトが叫び出
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