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魔法少女リリカルなのは〜結界使いの転生者〜
無印編
時の箱庭・中篇
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それは恐らくプレシアでも気づいていないことであろう。

魔法を無意識レベルで行使できる大魔導師故かもしれない。

彼女がフェイトの頭上に柱が倒れた時に、その柱に向けて砲撃の術式を組み立てていた(、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、)のを剛は天眼で見ていたのだ。

極限状態では人間の本性が現れると言うが、要はそれこそがプレシアの本性なのである。

「はあ、はあ。はは、はははははははははははははは!!」

彼は笑みを浮かべ鬼切を構えた。

タイムリミットは残り30分。

さあ、最後の戦いだ。

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