暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜結界使いの転生者〜
無印編
時の箱庭・前篇
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。防御が固い」
「え?」
「でも・・・二人でなら」
「っ!?・・・うん・・・・うんうん!!」

その言葉になのはは満面の笑みで答える。

二人は大型の攻撃を縦横無尽に飛び回り攪乱していく。

「チェーンバインド・エルキドゥ!!」

そこにユーノのチェーンバインドが大型魔導兵の腕に絡まり、動きを封じた。

「二人とも今だ!!」
「バルディッシュ!!」
『ゲットセット』
「こっちもだよ!!レイジングハート!!」
『スタンバイレディ』

フェイトとなのははデバイスを砲撃用に変形させる。

「サンダーーースマッシャーーーーーー!!」
「ディバイーーーーンバスターーーーー!!」

なのはとフェイトの砲撃が同時に命中する。

しかし、その攻撃も魔導兵の障壁に阻まれる。

「「せーーーーのっ!!」」

二人はさらに砲撃の出力を上げ、魔導兵の障壁を突破し、砲撃は魔導兵を貫いた。

「フェイトちゃん」
「うん」

なのははフェイトを見やり、フェイトも短く返す。

もう大丈夫。

そうなのはは彼女の力強い意志を秘めた瞳にそう思った。

「フェイトーーーーーーーーーー!!」

そんな彼女にアルフが泣きながら飛びいてきた。

「アルフ、心配かけてごめんね」

そんなアルフをフェイトは優しく撫でていた。





一方その頃。

プレシアとアリシアの遺体が待つ場所で・・・。

「ふん。口ほどにもない男ね」
「ぐ・・・があ・・・・・」

守宮剛は全身から焦げ臭い匂いを放ち、所々に酷い火傷を負って倒れていた。

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