無印編
事件の進展
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切り裂かれた竜巻からジュエルシードが露出する。
天眼でジュエルシードの位置を正確に把握していた剛だからこそできた荒業である。
「ふっ!!」
そして、龍一は6本の矢を同時に放ち、それぞれに命中させ、ジュエルシードが再び竜巻に覆われてしまわないように抑え込む。
「今だ!!」
その合図とともにユーノとアルフはチェンバインドを解除して離脱する。
「ディバインバスター!!」
「サンダーレイジ!!」
なのはとフェイトの魔力砲が直撃した。
「ジュエルシード6個、全ての封印を確認しました」
「・・・・な、なんて出鱈目な」
「本当。でも、凄いわね」
アースラで様子を見守るリンディたち。
『やっと分かったんだ。フェイトちゃんに伝えたいことが』
モニターには封印したジュエルシードの前でフェイトに話しかけるなのはの姿が映し出されていた。
『わたしはフェイトちゃんといろんなことを話し合いたい。伝え合いたい。分け合いたい・・・』
「なのは・・・」
「なのはちゃん・・・」
アリサやすずかだけでなく、それを見ていた全員が見入っていた。
『友達に・・・・なりたいんだ・・・・・・』
『!?』
なのはの言葉に目を見開くフェイト。
ビーーーーー!!ビーーーーー!!ビーーーーー!!
そこに新たな警告音が響く。
「もう!!ちょっとは空気読みなさいよ!!」
「ア、 アリサちゃん・・・・」
「次元干渉です!!別次元から本艦および戦闘空域に向けての魔力攻撃来ます!!・・・あ、あと6秒!?」
「なっ!?」
次の瞬間、アースラに激しい衝撃と振動が襲い掛かった。
「あ・・・・母さん?」
「まずい!!」
攻撃がフェイトに向かっていることに気付いた剛は即座に彼女の前に移動し、防御を固める。
「ぐうううううううううううううううううう!!」
「きゃあああああああああああああああああ!!」
だが、電撃の影響で足が痺れ、虚空瞬動ができなくなった剛はそのまま海に落ちていき、フェイトにも雷撃が直撃してしまった。
「父さん!!」
龍一が呼びかけるが、彼らの方にも攻撃がくる。
「くっ!!最強防護!!」
龍一は多重防御魔法陣を展開し、ユーノとアルフのサポートもあって雷撃を防ぎきる。
「フェイト!!」
攻撃がやむと、アルフは落ちていくフェイトの元に急ぐ。
「ぐっ!!」
フェイトを捕まえたアルフはそのままジュエルシードを確保しようと向かうが・・・・。
「させない!!」
割り込んできたクロノに妨害される。
「邪魔ああああああああああするなあああああああ
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