無印編
事件の進展
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ユーノの転移魔法でフェイトたちの結界内上空に転送されたなのはと龍一はパラシュートなしでのスカイダイビングを体験していた。
「いくよ。レイジングハート」
『オールライト』
「風は空に、星は天に、輝く光はこの腕に、不屈の心はこの胸に!!レイジングハート、セーーーット、アーーーップ!!」
『スタンバイ、レディ』
なのははデバイスを展開し、龍一は飛穿・二式の上に魔女の箒のように二本足で立つことで飛行魔法を行使し、減速しながら降りて行った。
「「!?」」
フェイトとアルフは上空からの魔力反応に気付き、空を見上げる。
すると、雲の間から、なのはと龍一が降りてきた。
「フェイトの・・・邪魔を・・・・・・するなああああああああああああああああ!!」
二人の姿を目撃したアルフが激昂しながら龍一に向かっていく。
(まずい!!)
咄嗟の事にすぐに反応できない龍一。
彼は自分の礼装に立つことで疑似的に飛行しているだけであるため、なのはたちほど自由に空中で行動できるわけではない。
しかも、礼装に立っているという状況なので、足場が不安定で避けることも難しかった。
付け焼刃の体術しか使えない彼にはこの状況をやり過ごすことはできないだろう。
しかし・・・・・。
「固有時制御・二倍速!!」
龍一は時間加速でどうにかアルフの攻撃を躱すことができた。
Fate/zeroに登場する固有時制御とは時間の流れを操作する魔法である。
本来なら、そんな魔法は龍一には使えない。
しかし、固有時制御は正確には結界魔法に分類される魔法である。
結界魔法であるならば、彼に使えぬ道理はない。
体内に限定して結界を展開し、結界内の時間を加速させ倍速で動く。
「くっ!?この!!」
攻撃を躱されたことに焦りを見せるアルフがさらに攻撃を仕掛けてこようとした。
「フェイトの邪魔はさせないよ!!」
「違う!!僕たちは君たちと戦いに来たんじゃない!!」
「ユーノ!!」
そこにユーノが立ち塞がる。
「まずはジュエルシードを停止させないと!!このまま放っておいたら、融合して手の付けられない状態になるかもしれない!!龍一!!手伝ってくれ!!」
「ああ!!」
ユーノと龍一はチェーンバインドで竜巻を拘束し、動きを止める。
ユーノと龍一がアルフとジュエルシードを相手している間に、なのははフェイトの元にまで来ていた。
「フェイトちゃん!!手伝って!!ジュエルシードを止めよう!!」
そう言うと、なのがはレイジングハートをフェイトに向かって突き出し、魔
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