無印編
海上の決戦
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
が完成し、天空から雷光が降り注ぐ。
「はああああああ!!」
雷が海に降り注ぐと、海面からジュエルシードの光が立ち昇る。
「はあはあはあ・・・・見つけた。残り6つ」
(こんだけの魔力を打ち込んで、その上全部のジュエルシードを封印して、こんなの絶対にフェイトでも限界を超えているよ!!)
「アルフ!!空間結界とサポートをお願い!!」
「ああ!!任せな!!(・・・・だから、誰が来ようが、何が起きようが、あたしが絶対に守ってやる!!)」
ジュエルシードの魔力が暴走を始め、巨大な竜巻が発生した。
「なんて無茶をする娘なのかしら!!」
「無謀ですね。間違いなく自滅します。あれは個人が出せる魔力の限界を超えている」
「フェイトちゃん!!」
なのはたちがデッキに辿り着いた。
「あの!!あたし急いで現場に「その必要はない!!」え?」
「放っておけばあの娘は自滅する」
「「「!?」」」
「仮に自滅しなくても、力を使い果たしたところで叩けばいい」
「でも!!」
「今のうちに捕獲の準備を」
「了解」
「私たちは常に最善の選択をしなければならない。残酷に見えるかもしれないけど、これが現実」
「そんな・・・」
「なのはちゃん」
「なのは」
モニターには疲労困憊で今にも崩れ落ちそうなフェイトが映し出される。
なのはは最後の頼みの綱で剛を見るが。
「・・・・・・・・・」
剛は黙っているだけで何も答えない。
これが現実なのかとあきらめかけたその時・・・・・・。
(なのは、行って)
「!?」
ユーノからの念話に驚いてユーノを見つめるなのは。
(僕が何とかするから、行ってあの娘を・・・)
(でも、ユーノくん。わたしがあの娘と話したいのはユーノくんとは何の関係も・・・・・)
(そうだね。だけど、僕はなのはが困っているなら力になりたい。君が僕にそうしてくれたように・・・・)
そして、ユーノの背後のゲートが起動する。
そこになのはと龍一は飛び込んだ。
「君は!!」
クロノが止めようとしたが・・・・。
「チェーンバインド・エルキドゥ!!」
その前に、ユーノの長大なチェーンバインドがデッキ内を縦横無尽に駆け巡り、なのはと龍一の元へ行かせまいと立ち憚る。
「ごめんなさい!!高町なのは、指示を無視して勝手な行動を取ります!!」
「後は任せたよ、ユーノ」
「龍一のマンガにあったこのセリフ、一回でいいから言ってみたかったんだ・・・・・・『ここは僕に任せて先に行け』ってね!!」
ユーノは座標計算を終え、転移魔法を起動させる。
「ま、待て!!」
クロノが叫ぶがその肩を剛が掴み、首を左右に振り否定の意を示す。
「
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ