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魔法少女リリカルなのは〜結界使いの転生者〜
無印編
アースラ
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代用できるのだからな。未来予想をしたいなら占術を使うよりスーパーコンピューターのシミュレーションをすればいい、連絡を取り合いたいなら念話じゃなくて携帯を使えばいい、そして、敵を打ち倒すなら射撃魔法ではなく銃を使った方がいいといった具合にね。その方が楽だし効率もいい。限られたものが極端にしか利用できない魔法技術と万人に万遍なく利用できる科学技術、どちらが世に淘汰されるかは明白であろう」

彼らには信じられなかった。

彼らにとって『万人に使える技術』とは禁忌の存在、つまりは質量兵器そのものの技術であるからだ。

彼らにとって肯定される技術が否定され、否定される技術が肯定される。

これは非常に大きなカルチャーショックである。

「そうですか」

リンディは辛うじて、その一言を呟くだけで精いっぱいだった。

その際、抹茶に砂糖とミルクを流し込み、口にしたため、地球組がドン引きしていたのは余談であろう。

「本来なら、この後の捜査は我々管理局が全権を持ちますと言うべきなのですが・・・・」
「当然、我々警察の管轄だ。我々が対処する」
「では、外部協力者という形で、協力させてくれませんか?このまま帰ってしまっては、我々の面目が立たないので」
「いいでしょう。情報提供と回収作業の手伝いと言うことで協力してもらおう」
「あ・・あの〜」
「「?」」

二人の会話になのはが割って入った。

「わたしはどうすれば?」
「話を聞いていらだろう?君たちがこれ以上危険に巻き込まれる必要はない。元の世界でいつもの日常に戻るといい」
「でも、そんな・・・・」
「次元干渉が関わる事件だ。民間人に協力してもらうレベルをはるかに超えている」
「でも!!」
「まあ、急に言われても気持ちの整理もつかないでしょう?今晩ゆっくり、家族全員で話し合って、それから改めてお話をしましょ?」
「送っていこう、元の場所でいいね?」

クロノは立ち上がり、みんなを元の場所に送ろうとする。

「先に行っていたまえ。私と小林はこれからリンディ艦長と、今後の捜査方針で打ち合わせをさせてもらう」

そう言って、剛と小林を残し、子供たちは先に帰って行った。

「さて、リンディ艦長。一つ確認しておきたいことがある」
「何かしら?」
「先ほどクロノ執務官は言いましたな?『民間人に協力してもらうレベルではない』と」
「ええ」
「なのに貴方は『一晩ゆっくり考えて』と言った。なぜだ?我々は彼女のあまりもの警告無視による介入により封印処置を考えていた。貴方たちもそのように警告する、もしくは強制的にデバイスを取り上げるのが正しい対応のはずだ。なのになぜ、考える猶予を与える必要がある?」
「警部?」
「私にはあの娘を利用しようと考えているようにしか思
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