無印編
アースラ
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くれないか?」
「「「「はい、すみません」」」」
クロノの一言で先に進みだす一同。
「失礼します」
一つの扉の前に立ったクロノが中に声を掛け、扉が開いた。
「「「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」」」
地球組はその光景に言葉を失った。
なぜなら、その部屋の中には、盆栽、桜、茶道道具、鹿威しと言ったいかにも日本かぶれの外国人と言った風の部屋だったからである。
と言うより、いくら艦長と言えど、これほどの自室の改造は許されるのだろうか?
いかにも謎である。
「ねえ、ユーノ」
「どうしたの龍一?」
「地球は管理外世界、要するにまったく交流がない世界なんだよね?」
「そうだけど、どうしたの?」
「いや。何でもないんだ、何でもね・・・・・」
これ以上聞いても無駄だと悟った龍一はそれ以上聞くのを放棄した。
「みなさんも楽にしてください」
リンディの一言に一同は各々座りだす。
そして、全員の口から情報が語られ、事件の全体像が見えてくる。
「そう。あのロストロギア、ジュエルシードを発掘したのは貴方だったの」
「はい。それで、管理局が到着するまでの間、被害を抑えるために回収しようと」
「そう。立派だわ」
「だが、同時に無謀でもある」
クロノの言葉に、子供たちは非難の目を向ける。
「クロノ君!?いくらなんでも!?」
「確かに、対応が遅れた管理局に非がある。その点は謝罪しよう。だが、それとこれは別だ」
「でも!!ユーノくんは被害を出さないように動いていたんだよ!!」
「いや。この場合はクロノ執務官の言葉が正しい」
「警部さん!?」
なのはの反論に剛が諭す。
「被害を抑えられたのは結果論に過ぎない。それよりも、今回ユーノくんが一人でやってきたのはやっぱり無謀としか言いようがない」
「そうだ。事と次第によれば、君が命を落としていても不思議じゃない。そこは反省してくれ」
「す、すみません」
「あ、あの〜、ロストロギアって?」
すずかがリンディに尋ねた。
「う〜ん。遺失世界の遺産って言っても分からないわね。次元空間の中にはいくつもの世界があって、その中にはよくない形で進化しすぎてしまう世界があるの。進化しすぎた科学や技術が自分たちの世界を滅ぼしてしまって、その後に取り残された危険な遺産」
「それらを総称してロストロギアと呼んでいる。使用法は不明だが使いようによっては世界どころか、次元空間さえも滅ぼしかねない危険な技術。然るべき手続きを踏んで、然るべき場所に保管されていなければならない品物だ」
スケールが大きすぎてピンと来てないなのはに龍一が『要するに、オーパーツが実は小型核爆弾でした〜みたいなもんだ』と強引に説明する。
「ジ
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