第2話 夢とかいう生易しいもんじゃない現実
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そして彼女の予告通り
ハイド市の中心に爆弾が投下され戦争が始まった。
逃げまどう子供達、これは二度目の地獄だ.....
子供の半数以上が死に至り、残りは地下に避難した。
俺もその一人だ。
「だから、言ったのよ...私があの時死んでいれば.....
こんな絶望を見なくて済んだのに....」
何も言えなかった.....あの時俺も死ぬべきだったのかもしれない。
地獄をもう一度味わうとこになるなんて....
そして俺は地上から聞こえてくる音に耳をすましていた。
「Hush, I lend it,However, the guys who are in this town are unhappy; was elaborate
War has already happened. Oh, this town has been already surrounded in poisonous gas.
All the members will be dead.」
外人の声だった。アクセントなどからしてアメリカ人。
英語はとある事情で覚えさせられてね....
要するに、地上には毒ガスがまかれていて、奴らの目的はこのハイド市の住民の抹殺。ってことか
今ある課題は大きく分けて二つ。
一つは食料と、水だ。
二つはここにいる子供達の統制。勝手な行動をされては皆死んでしまう。
あんま人をまとめたことはないけど....
「おい、お前ら。聞いてくれ!!!!!」地上には毒ガスがまかれている。
だがここには食料がない。」
「じゃあ...どうすんだよ,....」
もう諦めモードの子供がそう呟いた。
「水を取りに行くのさ。」
「馬鹿な?! そんなことしたら死んじまう。」
「誰がそのまま行くと言った...?? これからお前らにはガスマスクを作ってもらう。」
「ガスマスク?! そんなの....」
「いいか!!ガスマスクは気体に拡散する有害物から身を守るために鉱山、消防、軍用、化学実験など、
様々なシチュエーションで使われる汎用アイテムだ。
だが、その息苦しさと密着感が問題だか今の状況よりはマシだ。」
俺は子供達にガスマスクの作り方を教える。
え?なんで知ってるかって?? いやぁ、教えられたんでね...
「まずは下地からだ。よし、終わったな、次は本体だ。きちんと視野が広がるようにきれいに作れ。」
ようやく完成だ。
「よし、お前ら、そのガスマスクをつけて食料を探してこい。
無理はするな、ガスマスクは酸欠になりやすい、わかったな!!!」
俺は30メートルほど離れたハイド公園へ向かい、水の確保へ向かった。
収穫はあった
米、野菜など、なかなかバランスのよい食料がそろっていた。
そして俺は食料の解毒を始める
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