第6話 思い付きの異変
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人にはなるなよ」
「わたしが負けるわけないじゃないの」
「お前が強くてもあのレミリアお嬢様でさえやられたんだ…相手は暗殺術に長けていると考えていい…だからなるべく一人ではいない方がいいってことだ…アリスと一緒にいた方がいい」
「だからなんでよ…」
「アリスは1人だ…1人の時の方が狙われるぞ」
「…わかったわ」
これで狙いやすいな…いやー楽しー。
「じゃあ俺は帰る…と…さっきから静かだと思ったら!お前は寝てる場合か!」
立ちながら寝る美鈴の眉間にかかと落としを決める。
「痛ったーい!蹴ることないじゃないですか!」
「大事な話を寝ながら聞くアホが何処にいる!」
「あ…あほとはなんですか!アホとは!」
「お前と話すと…疲れる…中国…帰るぞ!」
「今中国って言いましたね!中国って!!」
「うるさい…行くぞ!」
その日の夜
「全員集まりましたか…」
「どうしたんですか?四季夜さん」
ここには咲夜、小悪魔、パチュリー様、フランお嬢様、美鈴がいる。
「まず咲夜、咲夜はレミリアお嬢様のお側に」
「はい」
「こちらはフランお嬢様、パチュリー様、小悪魔の3人でお願いします」
「えぇ…わかったわ」
「四季夜と一緒がいいー!!」
「すみませんお嬢様…しかし私はやることがあります」
「私と美鈴は見回りです」
「門番は誰がするんですか?」
「今この状況で他の方をこの館内に入れるのはよろしくない…よって門番も休止だ」
「俺と美鈴は四時間交代で見回りをその間はなるべくみんなの周りに目を光らせます」
「わかりました!」
ビシッと敬礼もどきをする美鈴
ここで一旦みんな戻っていった。
「さて…まずは怪しいものがいないかのチェックだ…美鈴は中を…俺は外を見てくる」
「分かりました!」
そう言って俺は消える。
今夜の獲物は誰だろうか…。
スタッ…。
俺は博麗神社の屋根に静かに降りた。
「中には誰がいるだろう…」
1人でそう呟き屋根から降りて縁側を音もなく歩く。
「アリスーお風呂は?」
「入らしてもらうわ」
アリスが出てくるのか…ならちょうどいい…そこを狙う!
静かに待つ……。
待つこと数分…出てきた!
俺はナイフを懐から出してアリスの腹を狙う。
急なことで反応できてないアリス。
「三匹目っっ!?!?」
その直後目の前にもう1本ナイフを構えた咲夜がたっていた。
キィン…。
俺は後ろに下がる。
「お前は……紅魔館のメイドか…執事じゃないのか」
「確かに…なぜ私が出てきた
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