一話:ここ異世界?
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の因子《タイムファクター》だろうから
最悪自殺とかで壊せないのか?
『ルドガー君、何か勘違いしてるみたいだけどそこは分史世界じゃないよ、そこは僕たちの世界とは全く違う異世界だよ。』
「異世界?」
『そう、君はエルを助けるために時歪の因子化したけど一瞬早く分史世界の消去と二度と分史世界を作れないようにする作業が終わってね、君の魂は分史世界にもなれず浄化されることも出来ずに彷徨ってその世界にたどり着いたのさ。』
なるほど……つまりは行き場所が無くなって彷徨っていたところを
偶然に辿り着いたってことか。……借金の次は行く場所がなくなるなんてな
俺って魂から不幸体質なのか?
「とにかく……魂が行きついたのは分かったがどうしておれは肉体があるんだ?もしかして魂があったら肉体は勝手に修復されるのか?」
『ふふふ、残念だけどそれは違うよ、それは僕のサービスさ。』
「サービス?」
正直に言おう、俺はサービスやバーゲン、特売の言葉に弱い。
俺がケチだと?しみついた貧乏癖は中々治らないんだよ!!?
文句がある奴は借金二千万ガルド背負ってみろ!!!
………うん。自分で言ってて悲しくなってきた……。
と、とにかく今はオリジンとの話に戻さないとな。
『審判を超えた君へのささやかなサービスで肉体を作ってあげたのさ、しかも特別性だよ。』
「そういえば、体が軽いな。」
軽くその場で飛び跳ねてみると何となくだが以前よりも高く飛べるたような気がした。
『その世界で生きていけるように体を強化してあげたからね。』
「おお!!」
なるほど、それでなのか、感謝感謝だな。
『さらに君の時計とユリウスの時計もセット。』
「ありがたい!!」
『さらに、さらに便利な神器もつけたよ!!』
「なんだって!!?」
なんだよそれ、神器という良く分からないものもあるけど断然お得じゃないか!!?
……ん?まてよ、さっきオリジンはこの世界で生きていけるようにって言ってたよな?
……もしかして……この世界ってかなり危険なのか!!?
「なあ、オリジンこの世界について教えてくれないか?」
不安になったので取りあえずオリジンに尋ねてみる。
まあ、備えあれば患いなしってやつだな。
ほら?貯金していれば不当な医療費を請求されても何とかなったりするんじゃないのか?
『いいよ、でも話すと長くなるから直接脳に情報を送るね?えい。』
「ぬわっ!!?」
頭の中に大量の情報が入ってきて思わず声を上げてしまう。
というか天使だの悪魔だのドラゴンだのこの世界すごいな!!
ん?でもこの世界からしたら俺たちの世界も精霊がいるから十分すごいのか?
まあ、何はと
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