暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos50-B束の間の奇跡/家族は巡り合う〜Testarossa Family〜
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†††Sideすずか†††
フェイトちゃんとアリシアさんのお母さんであるプレシアさん、それにフェイトちゃんとアルフさんのお世話役で魔法の先生でもあるリニスさんの闇の残滓が出現。さらに治まってた他の残滓たちも出現。
そういうわけで、私となのはちゃんとアリサちゃん、シャマル先生とザフィーラさんは残滓の討伐を。リニスさんとプレシアさんの残滓と会うためにフェイトちゃんとアルフさん、アリシアちゃんは別行動で出撃。
マテリアルの子たちが協力してくれたことでヤミちゃんを止めるための手段、対U-Dカートリッジの完成が間近なシャルちゃん、ルシル君、シグナムさん、ヴィータちゃんのベルカ式組はお留守番。はやてちゃんとリインフォースさんも、対U-Dプログラムを受け取るためにお留守番。
「――残滓討伐2体目!」
≪さすがですわ、スズカ。実戦を繰り返すたびに確実に強くなっていますわよ≫
「ありがとう、スノーホワイト」
順調に闇の残滓を討伐していると、“スノーホワイト”からすぐ近くに転移反応が発生したって報せを受けた。それは目視で確認できる程に近い場所で、知らせを受けてからすぐに誰かが転移して来た。その誰かと言うのが「リニスさん・・・!」フェイトちゃん達の目的の1人だった。
『こちらすずか。リニスさんと遭遇しました』
『了解。こっちでも反応を捉えたよ。リニスだけじゃなくてプレシアも転移するようで、フェイトちゃん達が到着するまで留めておいて!』
エイミィさんからの指示に『了解!』って応じて、ボーっとしてるリニスさんの元へと向かう。そして「あの、リニスさん・・・?」と声を掛ける。リニスさんは、最初は聞こえていないかもって風に呆けていたけど、「・・・・え? あ、はい」ハッとして私に振り向いてくれた。
「はじめまして。私、月村すずかと言います。時空管理局嘱託魔導師です。リニスさん、ですよね。フェイトちゃんとアルフさんのお世話役で、魔法の先生だったという・・・。今のご自分の状況、ご理解していますか?」
「ええ、まあ。ここが新暦66年で、私の知る時代にとっては未来・・・と言うくらいには。あなたはフェイト達とお知り合いなのでしょうか?」
意識はハッキリしてる。フェイトちゃん達が来てくれるまでお話しで時間を稼ごう。まずは「はい。私、フェイトちゃん、アリシアちゃん、アルフさんの友達です」フェイトちゃん達の友達だっていうことを伝えよう。
「っ!! フェイト達のお友達! それはそれはありがとうございます! それであの! アリシアのことなんですが、その・・・本当に生きているんでしょうか!?」
リニスさんが使い魔になったのは、フェイトちゃんが生まれた後。アリシアちゃんが今に生きていることは知らないはずなんだけど。どこでその話を聴いた
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