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ガラクタ街
第一章
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入口から見ても道は曲がりくねり広さも変わっていた、途中からは見えなくなり何が何だかわからない状況だった。
 その入口を見てだ、ロートは大学で助手を務めているアンナ=リンゲンにこう言った。彼よりも小さい童顔で赤髪のソバカスの似合う少女だ。
「さて、今からね」
「あの中にですね」
「行こうか」
 こう言うのだった。
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