第六章
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特に嬉しかったことは何か、妙子に事務所でそのことを話した。
「やっぱり弥生さんと共演出来て」
「嬉しかったのね」
「そのこと自体が嬉しかったです」
目をきらきらとさせてだ、美奈世は妙子に話した。
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