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緋弾のアリア 黄金の転生者
act3 キンジの初陣、アリアの願望、ゴジータの憂鬱
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た犯人と同じよ。」

「ちょうどいい、捕まえてやる。だがどうやってこの情報を掴んだんだ?東京武偵局も動いてるだろ?」

「確かに動いてるわ。でも相手も動いている。準備も必要でしょ?」

「俺たちが一番乗りということか。」

といままで守っていた沈黙をゴジータは破る

「だが武偵殺しは逮捕されたはずだろ。」

と訝しげに聞くキンジ

「それは真犯人じゃないわ。」

(どうしてそこまで、断言する、アリアよ)

と心の中でつぶやくゴジータ

「とにかく!事件はもう起きている!作戦目的は車内にいる全員の救出!」

「リーダーをやりたきゃやれ!だが状況をもっと!」

「武偵憲章第一条!仲間を信じて仲間を助けよ! 被害者は武偵高の生徒よ!それ以上の説明はいらないわ!」

「とにかくだ、救出はしなければならないだろう。武偵殺しかはともかく。」

「キンジ、これが最初の事件になるわね。」

「大事件だな。俺はとことんついてないよ。」

ゴジータはタッピングで「無茶はするな。護衛する。」と伝えておく。

キンジはウィンキングで「分かった。頼りにしているぞ。」と応えた。

「見えました。」

唐突にレキが口を開く

「どこだ?」

キンジが怒鳴る

「ホテル日光を右折しているバスです。窓に武偵高の生徒が見えます。」

「よ、よく分かるわね、あんた視力いくつよ?」

「左右共に6.0です。」

さらっと超人的なことを言うレキである

「パラシュートでバスに降りる。あたしはバスの外側をチェンジするから、キンジは周囲を警戒、ゴジータは先行してバスの中をチェックして!レキはヘリで待機!」

「先行する!」

と言い残して飛び降りたゴジータ。



これが最初に事件だった.....。まさかあそこまで長い戦いになるとは考えても見なかった。






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