act3 キンジの初陣、アリアの願望、ゴジータの憂鬱
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
た犯人と同じよ。」
「ちょうどいい、捕まえてやる。だがどうやってこの情報を掴んだんだ?東京武偵局も動いてるだろ?」
「確かに動いてるわ。でも相手も動いている。準備も必要でしょ?」
「俺たちが一番乗りということか。」
といままで守っていた沈黙をゴジータは破る
「だが武偵殺しは逮捕されたはずだろ。」
と訝しげに聞くキンジ
「それは真犯人じゃないわ。」
(どうしてそこまで、断言する、アリアよ)
と心の中でつぶやくゴジータ
「とにかく!事件はもう起きている!作戦目的は車内にいる全員の救出!」
「リーダーをやりたきゃやれ!だが状況をもっと!」
「武偵憲章第一条!仲間を信じて仲間を助けよ! 被害者は武偵高の生徒よ!それ以上の説明はいらないわ!」
「とにかくだ、救出はしなければならないだろう。武偵殺しかはともかく。」
「キンジ、これが最初の事件になるわね。」
「大事件だな。俺はとことんついてないよ。」
ゴジータはタッピングで「無茶はするな。護衛する。」と伝えておく。
キンジはウィンキングで「分かった。頼りにしているぞ。」と応えた。
「見えました。」
唐突にレキが口を開く
「どこだ?」
キンジが怒鳴る
「ホテル日光を右折しているバスです。窓に武偵高の生徒が見えます。」
「よ、よく分かるわね、あんた視力いくつよ?」
「左右共に6.0です。」
さらっと超人的なことを言うレキである
「パラシュートでバスに降りる。あたしはバスの外側をチェンジするから、キンジは周囲を警戒、ゴジータは先行してバスの中をチェックして!レキはヘリで待機!」
「先行する!」
と言い残して飛び降りたゴジータ。
これが最初に事件だった.....。まさかあそこまで長い戦いになるとは考えても見なかった。
Go For The Next!
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ