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ハイスクールD×D 万死ヲ刻ム者
第九十五話 夜這
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せませんよ?」

「この状態でも強がりを言えるなんて、よっぽど自分の力に自信があるという訳ね。やっぱり貴方は私の好みにゃん♪」

そう言うと黒歌は立ち上がり、動けない闇慈に跨るように・・・まるで押し倒したかのような体制を取る。

「な、何を!?」

「いやー、こんなチャンスを見逃すなんて私には出来ないにゃん。それに最近色々忙しくてご無沙汰だったし・・・貴方でリフレッシュしようかにゃーって事にゃ。ほらほら♪」

そう言うと黒歌は乱れている黒い着物の肩をさらにはだけるようにずらし、豊満な胸をみせつけるように闇慈を誘惑する。闇慈はそれにウッと一瞬見とれてしまったが、恋人の小猫の事を思い出し、すぐに我に帰った。

「ちょっと!!僕が動けない事いい事に!!それにこんな所を小猫ちゃんに見られたりしたら・・・」

「あら。白音ならそこいるわよ?」

「え”っ!?」

闇慈は黒歌を退けようにも力が完全に回復しているわけではなく、尚且つ片足が動けない状態ではどうしようもなかった。しかしここで追い打ちをかけるように黒歌の声に反応した闇慈は黒歌で見えない彼女の背後を見ると小猫が俯き、ピクピクと肩を震わせていた。

「闇慈先輩が心配で来てみたら・・・闇慈先輩、黒歌お姉さま・・・これはどういう事?」

「ま、待って!小猫ちゃん!!誤解だ!!これには深い訳が・・・」

「彼ってまだ傷が癒えてないでしょう?だから私が房中術で治して上げようとしてたのにゃん。彼は傷の治癒、私は快楽・・・利害一致で問題ないにゃ♪」

爆弾発言をなんにも気にせずに言える黒歌に闇慈は少し引き気味だったが、小猫は無言のまま黒歌を闇慈から少し横に退けると空いたスペースに自分も乗り込む。

「・・・房中術なら私だって使えます」

「あら、白音までやる気なんて珍しいにゃん。なら二人で仲良く味わうとするにゃん」

「ちょっと待てーー!!僕の意見は!?」

闇慈はどうにか二人を退けようとするが黒歌が闇慈の首筋を軽く突いた。すると突然、体が金縛りにあったように動かなくなった。

「体が・・・動か・・・ない!?」

「大丈夫にゃ。神経を一時的に痺れさせる秘孔を突いたにゃ。これで逃げる事は出来ないにゃん♪」

闇慈は逃げようとしたが先手を打たれてしまい、どうする事も出来なくなり、唯一の頼みの小猫に頼むことにした。

「小猫ちゃん!!頼むから助けて!!」

「・・・最近闇慈先輩とデートはしましたが、こ・・・これはやってなかったので・・・体の衝動で・・・闇慈先輩が無性に欲しいです・・・それに先輩には早く治って欲しいですから」

「なっ!?」

「にゃふふ♪頼みの白音もこれじゃあ、元も子もないにゃん♪それじゃあ・・・」

そう言うと猫又姉
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