第5話 終焉
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「やめとく」
「あら?強制的に連れて行くわよ?」
「グッ…はぁ…はぁ…出て…いけ…」
まずい…門から感情が流れてくる…。
「あら?どうかしたのかしら?」
俺はとっさに刀を持った。
すると自分の持っている霊力がどんどん吸われていくのを感じた。
すると鞘の中で折れた刀が直るのを感じた。
「あなた…ほんとにどうしたの!」
俺は刀を抜く。
「壊門…全てを……」
その瞬間スペルカードが黒く光った。
「滅門…終焉を伝える鬼哭門」
その瞬間黒い波動が周りを包み込んだ。
そしてその波動は……全てを無へと変えた。
「ゲホッゲホッカホッ…四季夜くん…な…にを?」
「消えろ!キエロ!!!」
ゴゴゴゴゴーーーーーンンンン。
ザクッッ……。
「四季…夜…くん…やめ…な…さい…やめ…て…」
オレのかたナが紫の…ハラヲ…つらぬイテる…。
2度目を貫こうとした瞬間誰かに吹き飛ばされた。
「カハッ…ダレダ?」
「やめなさい…」
来たのはレミリアと霊夢の2人だった。
その後ろには刀が刺さったまま…体を震わせ倒れていた。
「オマエラ…ダレ?」
「え…四季夜…フランの…狂気…じゃない?」
「あんた…」
「…滅門…終焉を伝える鬼哭門!」
本日2度目の無の波動が周りを駆け抜ける。
レミリアと霊夢が吹き飛んだ瞬間俺は紫の腹の刀を無造作に引き抜き血で濡れた刀を構える。
もともと草薙の剣とは対魔の剣だ。
妖怪には普通の刀の数倍の有効性を発揮する。
それは西洋妖怪たるレミリアに対してもそうだ。
俺はそのままレミリアの方へと体重を傾ける。
「神槍!スピア・ザ・グン…!?え?カハッ…」
俺の刀はレミリアの脇腹を突き抜いていた。
「ガッッガァァァァァァァァァー!」
それと同時に俺の背からおそらくフランの腕だと思われるうでが突き抜けている。
クッハハハハハハ!ゼンブ!コワレロ!コワレロォォォォォー…く…はっ…。
「俺は……な…に…を…ガボッ封門!!!!」
俺は再度狂気の門に封印をかける。
それと同時にまた…ブラックアウトする。
「はぁ…またか…さっきまでの記憶がない…何があったんだ…」
すると咲夜に肩を借りて松葉杖をつくレミリアがきた。
「お嬢様!どうされましたか!?」
俺は未だ痛む身体を起こしてお嬢様に問う。
その次は暗い顔をしたフランと八雲紫の式の藍に支えられつつも歩く紫。
「紫さん…あなたまでどうして…」
「あなたなのよ…急に何かにとりつかれたように紫に襲いかかったそうじゃない…騒ぎを聞きつけて駆
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