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転生とらぶる
マクロスF
0783話
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も、画面に映し出されているのが誰なのか分かったのだろう。口元に不敵な笑みを浮かべつつ口を開く。

『ええそうよ。ま、詳しい話に関してはホワイトスターに戻ってからにしましょう。ゲートが設置された今となっては、ホワイトスターとこの世界の行き来は非常に簡単ですしね』

 確かにレモンの言うとおりなんだよな。リュケイオスとニーズヘッグに内蔵されているアギュイエウス。この2つがあれば、これまで俺がホワイトスターに戻りたくても戻れなかった現状がまるで冗談のようにあっさりと転移が可能になっているのだから。

「ただ、一応念の為に量産型Wとメギロートを何機かマクロス・クォーターやバトル・フロンティアから見える位置に配置しておいてくれ。こっちがいなくなったからといって、先走って手柄を焦るような奴がいないとも限らないしな」

 マクロス・クォーターの方に関してはそんな心配はいらないだろう。基本的にS.M.Sの一員だという意識を持ってる者が多いし、人数的にもそれ程多くないからジェフリーがしっかりと手綱を握っている。
 だが、新統合軍は違う。あれだけ巨大な組織である以上、派閥の類は必ずある。フロンティア船団に派遣されている新統合軍の司令官でもあるペリオはともかく、何も知らない猪突猛進な奴が先走る可能性は十分にある。
 それら全てを理解したわけでも無いのだろうが、実践指揮官でもあるコーネリアは小さく頷く。

『うむ、了解した。すぐに指示を出す』
『じゃあ、アクセル。私達は一旦このままホワイトスターまで戻るのね?』
「ああ。ただ、明日にはまたこっちに出てくる必要があるだろうけどな」

 明日にはと言うか、こっちの件が片付くまでは暫くというのが正しいだろう。
 後は俺としてもギアス世界、SEED世界、ネギま世界の知り合いに顔を出して無事に戻ってきた事を知らせないといけないし。
 エヴァやフェイト辺りには微妙に嫌みを言われる気がするし、千鶴辺りは……あの謎のプレッシャーを放ってきそうでちょっと怖いな。
 円や美砂のでこぴんロケット辺りとシェリルを絡ませてみるのも面白そうではあるが……どうだろうな。幾ら麻帆良ではそれなりに有名なバンドだとは言っても、さすがに銀河でNo.1の歌手だったシェリルとでは歌の技量に差がありすぎる気がする。
 ああ、でも美砂がアーティファクトのセイレーンの瞳を使えば意外といい線いけるか?
 そんな風に考えながら、イザークのヒュッケバインMk-Vと共にシロガネの格納庫へと帰還し、マリューが館内放送でシステムXNを使うと流してからシロガネがニーズヘッグの生成した光の繭のような転移フィールドに包まれ、次の瞬間にはホワイトスターへと転移が完了する。





「ここがホワイトスター? ……随分と何も無いのね」

 シロ
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