第二章
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すぐに止めれば罪が和らぎますので」
「そうです、是非」
「領主様、その罪をです」
トーレスとフェルナンデスもだ、義隆に言うのだった。
「お清め下さい」
「そのおぞましい罪を」
「何を言うのじゃ」
ここでだ、義隆はというと。
それまで呆然となって聞いているだけだったが怒りを顔に出してきた。普段は温和な顔の彼がそうなったのだ。
そして、だ。その顔でザビエル達に言うのだった。
「何故わしが地獄に落ちるのじゃ、そうしたことで」
「ですから男色の罪により」
「わしは確かにおのこも好きじゃ」
義隆もそれは否定しない。
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