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(仮称)転生人外リリカル安心院
第0話。型月は全作通して魔術極めて根源や魔法(及び其の域)に到達した者が居ない件
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そんな事もやってたね」


 うん。特典は、NARUTOに出てくる全ての忍術・撞術・体術(副作用なし)、鍛えれば鍛えるだけ成長する身体、BLEACHの虚閃(セロ)全部、少し多めのチャクラと霊力で。


「其れだけかい? まだまだ付けれるけど?」


 その辺は任せる事にするよ。忍術と虚閃(セロ)使ってみたかったから言っただけだし。


「分かったよ。転生時期はどうする?」


 その辺も任せるよ。時期決めとかメンドクサイし。


「任されたよ。あ、最後にコレに手を当ててくれるかい?」


 そう言って正方形が中央に書かれた白い紙を取り出した。

 うぃ、わかりました。

 そう言って僕は正方形の真ん中あたりに手を置く。


「ありがとう。もうオーケーだよ。あと、多分さっき言っただけの特典じゃあ厳しいだろうから幾らか僕の方で特典を追加しておくよ」


 わかった。あ、性転換だけは無しで。


「わかった」


 カヲル君の言葉を聞くと途端に眠くなったので眠りに着いた。


Side:END










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 ―――鴛鴦が眠りに着いた後


「行ったか。じゃあ、追加特典を考えようかな。……っと、その前に。出て来なよ」


 虚空に向かってそう声を掛けるカヲル。すると、カヲルの前方1m程の辺りに人一人通れる分位の大きさの空間の裂け目が現れる。その数九つ。


「全く。君達も物好きだね。彼を気に入ったのは分かるけど、態々相性を図って迄着いて行きたいだなんて。取り敢えず、特典の1つと言う事に成るけど構わないね?」
「ああ。元よりその心算だ。キラや迦楼羅達の特典に比べたら弱い方だとは思うのだがな」
「それは言わないお約束だよ。(そも)、彼等は転生前の能力的にも時間軸的にも、如何してもどう足掻たって原作に巻き込まれるのが目に見えてたし、アレ位じゃないと速行で神界に出戻りだからね。原作キャラの実力的にも」
「………う、うむ。其れもそうだな。皆の実力は異常だったな。個々の実力は勿論のこと、局面運びやコンビネーションもな」
「そう言えば、9人揃って百代ちゃん一人にメタメタにされたり、オカ研部員のコンビネーションに翻弄されたりしてたね」
「そ、其れは言わないでくれ! ボク等の中でも飛び切りの黒歴史なんだから!」


 そう言って羞恥を紛らわせ様と怒る9人。しかし、顔が赤い為余り怖くない。


「はいはい。で、相性は最高。問題なく憑依する事が出来るよ。黒歴史まで共有出来るレベルだよ」

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