暁 〜小説投稿サイト〜
問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜常識を謳うチートな彼も来たようですよ?〜 【更新停止】
始めてのギフトゲーム(見学と説明)とギフトの初使用♪
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子のような声を出してしまった。しかも、怒鳴った黒ウサギや問題児の三人も顔を赤らめている。……ぅぅ…恥ずかしい// ……って、あれ? 白夜叉も顔を赤くしてない? 気のせいですよね?

「っん、んんっ! さて、白夜叉様。ギフトの鑑定をおねがいしたかったのですけど…」

微かに顔を赤らめていた白夜叉が鑑定と言われると気まずそうな顔になった。

「よ、よりにもよってギフト鑑定か。専門外どころか無関係もいいところなのだがの」

困ったように白髪を掻き上げると着物の(すそ)を引きずりながら僕たちの顔を見てきた。

「どれどれ…ふむふむ…うむ、全員ともに素養は高いのはわかった。しかし、おんしらは自分のギフトの力をどの程度に把握している?」
「企業秘密」
「右に同じ」
「以下同文」
「さっぱりわかりません…」
「うおおおい? いやまあ、仮にも対戦相手だったものにギフトを教えるのが怖いのがわかるがそれじゃあ話も進まんだろうに。 しかも、真面目に答えたおんしもそれじゃあ意味がなかろう」

本当にごめんなさい…。 でも、元の世界では使ったことがないんですよ………と言うか、この問題児たちは魔王様に喧嘩を売ってるのか?

「別に鑑定なんていらねえよ。人に値札を貼られるのは趣味じゃない」

十六夜がきっぱり拒絶すると同意するように頷く二人。
それをみてしばらく悩んでいたようだけど妙案が浮かんだようににやりと笑った。

「ふむ、何にせよW主催者(ホスト)Wとして、星霊のはしくれとして、試練をクリアした恩師らにはW恩恵(ギフト)Wを与えなければならん。ちょいと贅沢(ぜいたく)な代物だが、コミュニティ復興の前祝いとしては丁度よかろう」

白夜叉が柏手を打つと僕たちの目の前に光り輝く三枚のカードが現れた。

コバルトブルーのカードに 逆廻 十六夜・ギフトネームW正体不明(コードアンノウン)
ワインレッドのカードに 久遠 飛鳥・ギフトネームW威光(いこう)
パールエメラルドのカードに 春日部 耀・ギフトネームW生命の目録W・WノーフォーマーW
クロムシルバーのカードに 椎崎 香夜・ギフトネームW神眼W・W概念武装庫(コンセプトアーセナル)W・W形骸変容(メタモルフォーゼ)W

カードを手に取ったと思ったら黒ウサギが説明してくれた。 例のごとく黒ウサギが説明して問題児三人が茶化している。 黒ウサギが助けを求めるような目線を向けてきた気がするけど今は無理だよ。だって、僕のギフトカードに書いてあるギフトなんだけど色々おかしくないかな? と言うか、見つかったらやばそうな気がするんだからね…

とりあえず、白夜叉がくれたカードは、正式名称をWラプラスの紙片Wと言う全知の一端らしい。カードに刻まれたギフトネ
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