暁 〜小説投稿サイト〜
問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜常識を謳うチートな彼も来たようですよ?〜 【更新停止】
始めてのギフトゲーム(見学と説明)とギフトの初使用♪
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「さて、肝心の試練だがの。おんしらにはこのグリフォンとW力W知恵W勇気Wの何れかを受けてもらおうか」
『ギフトネーム名 W鷲獅子の
手綱
(
たづな
)
W
・プレイヤー一覧 逆巻 十六夜
久遠 飛鳥
春日部 耀
椎崎 香夜
・クリア条件 グリフォンの背に跨り、湖畔を舞う。
・クリア方法 “力”“知恵”“勇気”の何れかでグリフォンに認められる。
・ 敗北条件 降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合。
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。
“サウザンドアイズ”印』
「私がやる」
僕たちがギアスロールを読み終わると耀が指先まで綺麗に挙手をしてそう言った。
止めようと思ったけど、彼女はグリフォンを羨望の眼差しで見つめているし、動物とも会話ができるとか言ってたから大丈夫だろう。と思って止めなかった。そもそも止まってくれないだろうし…。
それと、なんで僕までギフトゲームにはまってるんだろう。一回も口には出してないんだけど?
「OK、先手は譲ってやる」
「気を付けてね、春日部さん」
「無理しない程度にがんばってね」
「うん。頑張る」
耀は激励に短く返してグリフォンと一緒に少し遠くに離れた。
多分、僕たちや白夜叉を巻き込まない為だろうね。
「え、えーと。始めまして、春日部耀です」
耀がグリフォンに話しかけると微かに動揺したようなそぶりをした。耀のギフトって幻獣にも効くんだな。
僕的には、あまり騒動はしないで欲しいけど、多分無理だろうな。
「私を貴方の背に乗せ………誇りをかけて勝負しませんか?」
予感的中ですか。グリフォンは気高いって言われてるから誇りへの挑発は最も効果的だけど、どうするのかな?
耀さんがグリフォンと交渉を続けると、いつの間にか誇りと命を賭けた勝負へと変わった。
◆■◆■◆
結論から言うけど、耀が最後にグリフォンの背中から落ちかけたこと以外は順調に進み、今は白夜叉からお礼をもらうところだ。
「………ん。か…さん。香夜さんっ!聞いてるのですかっ!?」
「っひゃあ……な、なにっ!?」
「「「「……………////」」」」
黒ウサギがさっきから話しかけられていたようで最後の怒鳴り声に驚き、つい女の
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